北國新聞(18.9.1)
北國新聞北陸経済欄の連載記事「苦悩する現場」。
最終回は電力供給。
「酷暑も電力不足なし」の大見出し。
「安定供給ありがとうございます」と現場の皆さんには感謝申し上げなければならないが、なぜ「苦悩する現場」なのかと言えば、2基停止から7年経過した志賀原発の不要論がますます高まるからだ。
発電せず、維持管理のコストが膨らむ一方の志賀原発のために、地元企業や家庭(特にオール電化)へは電気料金値上げのしわ寄せが及ぶ。
志賀原発不要論は、私たち反対派の専売特許ではなく、いまや地元企業や一般家庭にまでに拡大している。
不要なものを必要と言わなければいけない現場。
活断層問題も、あるものをないと言わなければいけない現場。
廃炉の決断ができない経営陣のため、現場の苦悩は続く。
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