予見できたのに何ら対策を経てず3.11を迎え、過酷な避難を強いられる中、双葉病院の入院患者さん44人がなくなった。
震災関連死も2227人にのぼる(2019.3.31時点)。
自死に追い込まれた人、や甲状腺がんを発症した人、そしていまだに避難生活を強いられている人も数万人にのぼる。
かつて、珠洲でも「地震がきたって大丈夫」「津波が来たって大丈夫」という大きな見出しでチラシやカラー刷りのパンフがばらまかれたが、その程度の認識で原発を扱い、多くの犠牲者を生んだ。
それでも罪は問わないという。
これでは北電はじめ他の電力会社の経営陣も「安心して」危険な原発の再稼働に突き進むことだろう。
避難者の生活は心身ともに限界に達している。
これ以上「頑張って」とはとても言えない。
それでも原発事故の悲惨さ、甚大さ、深刻さに目を向けようとしない判決に、呆れてものが言えない。
だけど諦めるわけにもいかない。
福島出身の講談師神田香織さんは「あきれ果ててもあきらめない」と呼びかける。
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