北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

綿の花

2013-08-16 | 我が家の周りの自然
親戚からもらって植えた綿花が二株。


いつの間にやら花が咲いている。


?! 昨日は白い花だと思ったが今日はピンクに。

綿の花は、咲いた初日はクリーム色、翌日はピンクに変化するらしい。 



三角錐の形をした蕾がまだいくつもついている。
派手さはないが、数日は楽しめそう。



布団や座布団をつくるまでには到底いたらないが、秋にはこんな風に綿をつけてくれるはず。

花に見とれたついでに綿の歴史を少し調べて見ると・・・
人類が綿を栽培し始めたのは7000年前にさかのぼり、インダス文明や古代インカ帝国、アステカ文明でも使われていたそうだ。
そういえば世界史の教科書にもしばしば登場した。
インドと言えば古くから綿花の産地。
産業革命では自動紡績機が登場し、南北戦争は綿花の貿易に大きな影響を与えた。
世界史の主役の一つと言ってもいいかもしれない。

日本で広く普及したのは江戸時代から。
それ以前の庶民の衣類の材料は麻だったそうだから、簡単に栽培できる綿の有難味は容易に想像がつく。

名月の 花かと見えて 綿畠
1694年、芭蕉は日本中に広がり始めた綿畑をこんな風に詠んでいる。

さてさて、花に見とれてお盆を過ごしていたわけではないが、お盆の間にやらねばと思っていたことの半分以上が手つかず状態。
帰省していた息子も埼玉に帰り、明日からエンジンをかけなおさないと。
8月後半は勉強会での報告や研修、会議が目白押し。あっという間に9月議会である (ーー;)


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