3月10日の一般質問の質問通告書を提出。
今回は大きな柱は5本。
珠洲で国際芸術祭をやろうという構想について、期待しつつも疑問点や不安な点が多々ありますので、もっとも時間をかけて取り上げます。
以下、通告書の全文です。
1.予算編成について
(1)一般会計予算は9年ぶりの110億円超えの規模となったが、5月の市長選挙を控え、政策的経費の中には6月補正へ先送りしたものもあるのではないか。3期目に向けて市長の描く施策を展開するにはさらに予算規模は拡大すると思われるがどうか。
(2)財政見通しについて、悪化することはないとの認識だが、地財計画では地方交付税は1%の減額であり、増額となる地方消費税交付金の増額分の使途は社会保障の充実・安定化とされている。政策的経費をさらに増額していった場合、財政の健全化は保たれるか。
2.里山里海国際芸術祭について
(1)全国各地で様々な芸術祭やアートプロジェクトが開催されており、2000年代に入ってからは地方発のアートプロジェクトの隆盛期とも言われている。瀬戸内国際芸術祭以外で市長の印象に残る芸術祭があれば聞く。
(2)芸術祭開催の効果として最も期待することは何か。
(3)実行委員会の事業計画によると平成26年度は専門家による基本コンセプトの作成が予定されている。コンセプト作成に市や実行委員会の各役員も参画するのか。あるいは専門家に一任となるのか。
(4)予算計上された1000万円は実行委員会の研究調査費負担金とのことだが、コンセプト作成費はいくらと見込みこまれているのか。実施計画策定費は含まれるのか。
(5)世界農業遺産として認定された景観をはじめとした里山里海の価値との融合、調和が求められると思うが、検討すべき課題はないか。金沢美大のこの間の取り組みと同列の認識で大丈夫か。
(6)実行委員会の規約には総合ディレクターの役割や権限についての記載がない。会長として、総合ディレクターの役割や権限についてどのように認識しているか。
3.食文化条例の制定について
能登の各自治体がそれぞれ食の魅力をアピールする中、珠洲の最大の強みは最も食材が豊富であり、かつあらゆる調理の基本となる天然塩を製造している点にある。歴史や風土、風習の中で育まれ、新しい料理が今なお生まれ続ける豊かな珠洲の食文化を市民や事業者、行政が再確認し、さらに普及させ、食育を通じて子どもたちに引き継ぎ、観光客へのもてなしにもつなげていくことを目的とした食文化条例を制定してはどうか。
4.教職員、市職員の再任用について
(1)県教委は再任用希望者について、原則全員採用の方針を示している。短時間勤務希望者が多いと聞くが、今後の学校運営にあたって、どのような課題があり、どのような対応が必要になると考えているか。
(2)市職員についても、雇用と年金の接続という観点から、希望者全員再任用を原則とすべきと思うが、対応方針を聞く。
(3)再任用する場合の職位や職務について、配置方針を聞く。
5.教職員の多忙化解消について
(1)2011年6月議会で、教育長は「前例踏襲ではなくて、会議や行事等が本当に必要なのか、思い切った見直しや、時には廃止も必要」と考えているとのことだったが、その後、削減された会議や行事があれば聞く。
(2)各学校の施錠時間について(今年度の範囲で)
ア.施錠が午後9時を過ぎる日数について、最も多い学校では月に何日程度あるか。
イ.施錠が午後11時を過ぎる日数について、最も多い学校では月に何日程度あるか。
今回は大きな柱は5本。
珠洲で国際芸術祭をやろうという構想について、期待しつつも疑問点や不安な点が多々ありますので、もっとも時間をかけて取り上げます。
北國新聞(1月8日)
以下、通告書の全文です。
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1.予算編成について
(1)一般会計予算は9年ぶりの110億円超えの規模となったが、5月の市長選挙を控え、政策的経費の中には6月補正へ先送りしたものもあるのではないか。3期目に向けて市長の描く施策を展開するにはさらに予算規模は拡大すると思われるがどうか。
(2)財政見通しについて、悪化することはないとの認識だが、地財計画では地方交付税は1%の減額であり、増額となる地方消費税交付金の増額分の使途は社会保障の充実・安定化とされている。政策的経費をさらに増額していった場合、財政の健全化は保たれるか。
2.里山里海国際芸術祭について
(1)全国各地で様々な芸術祭やアートプロジェクトが開催されており、2000年代に入ってからは地方発のアートプロジェクトの隆盛期とも言われている。瀬戸内国際芸術祭以外で市長の印象に残る芸術祭があれば聞く。
(2)芸術祭開催の効果として最も期待することは何か。
(3)実行委員会の事業計画によると平成26年度は専門家による基本コンセプトの作成が予定されている。コンセプト作成に市や実行委員会の各役員も参画するのか。あるいは専門家に一任となるのか。
(4)予算計上された1000万円は実行委員会の研究調査費負担金とのことだが、コンセプト作成費はいくらと見込みこまれているのか。実施計画策定費は含まれるのか。
(5)世界農業遺産として認定された景観をはじめとした里山里海の価値との融合、調和が求められると思うが、検討すべき課題はないか。金沢美大のこの間の取り組みと同列の認識で大丈夫か。
(6)実行委員会の規約には総合ディレクターの役割や権限についての記載がない。会長として、総合ディレクターの役割や権限についてどのように認識しているか。
3.食文化条例の制定について
能登の各自治体がそれぞれ食の魅力をアピールする中、珠洲の最大の強みは最も食材が豊富であり、かつあらゆる調理の基本となる天然塩を製造している点にある。歴史や風土、風習の中で育まれ、新しい料理が今なお生まれ続ける豊かな珠洲の食文化を市民や事業者、行政が再確認し、さらに普及させ、食育を通じて子どもたちに引き継ぎ、観光客へのもてなしにもつなげていくことを目的とした食文化条例を制定してはどうか。
4.教職員、市職員の再任用について
(1)県教委は再任用希望者について、原則全員採用の方針を示している。短時間勤務希望者が多いと聞くが、今後の学校運営にあたって、どのような課題があり、どのような対応が必要になると考えているか。
(2)市職員についても、雇用と年金の接続という観点から、希望者全員再任用を原則とすべきと思うが、対応方針を聞く。
(3)再任用する場合の職位や職務について、配置方針を聞く。
5.教職員の多忙化解消について
(1)2011年6月議会で、教育長は「前例踏襲ではなくて、会議や行事等が本当に必要なのか、思い切った見直しや、時には廃止も必要」と考えているとのことだったが、その後、削減された会議や行事があれば聞く。
(2)各学校の施錠時間について(今年度の範囲で)
ア.施錠が午後9時を過ぎる日数について、最も多い学校では月に何日程度あるか。
イ.施錠が午後11時を過ぎる日数について、最も多い学校では月に何日程度あるか。