輪島の産廃処分場問題について、北國新聞は連日の記事。
昨日の記事は梶市長の立場をかなり擁護していると思ったが、今日は見出しの「賭け」にもある通り、市民に追い詰められた市長の姿が紹介されている。
今日は夕方のローカルニュースでも北陸放送とテレビ金沢が特集を組んで報道していた。
一方、「輪島の産業廃棄物処分場問題を考える会」は上記チラシを新聞折り込みで配布した。
それぞれの共通項は不成立狙いの市長発言である。
折り込みチラシは3点に渡って問題点を指摘している。
1.市民の理解が増えたって言うのなら、なぜ堂々と賛成者に投票を呼びかけないの?
2.変質した市長や方針転換した議会こそ、先頭に立って投票を呼びかけ、民意を確認すべきじゃないの?
3.「投票に行く人=反対派」というレッテル貼りは投票の自由妨害では?
もちろん問題はこれだけでない。
4.1950万円という血税を投入する住民投票なのに、住民投票を執行する立場の市長が棄権を働きかけて不成立を狙うって変!
5.住民投票成立の50%要件が設けられたのは、50%を下回ったら市を二分する課題ではなかったと考えられるからだという。ならば反対陣営、賛成陣営それぞれ投票を呼びかけ、結果的に50%を割ったら場合のみ50%要件を適用すべきでは?
6.仮に50%を割った場合、実態は賛成派の不戦敗なのに、形式的には不戦勝で建設にお墨付きを得るって変!
7.そもそも「市民参加の市政」を謳って自ら提案し成立させた住民投票制度で、いざ実施になったら市民の不参加を呼びかけるってなんなの?
・・・(まだまだ続きそう)・・・
今朝の新聞記事にもあるようにまさに「邪道」である。
そこまでして建設したい産廃処分場って???
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