北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

初めての塩づくり

2017-01-23 | 薪ストーブ
 

以前からやりたかった塩づくりに初めて挑戦。



薪ストーブは部屋を乾燥させるので、ヤカンが欠かせない。
ならば水の代わりに海水を乗せておけば塩ができる。
そんな単純な動機だったが、思ってたより手間がかかることを実感。



海水は能登町小木の海洋深層水の5%濃縮水を使う(20L。町外の人は240円)。
5日間かけてじっくり10分の1程度まで濃縮。
ここまでは大した作業ではない。
朝起きて鍋の水が減った分を補給するだけ。



10分1あたりで白いものが浮いてくる。
硫酸カルシウム(CaSo4)らしい。
このあたりから理科の実験ぽくなっていく。
計算上は40グラム含まれているはずだが、取ったのは30グラム。
若干塩に混じったということだろう。害になるものではないので大した問題ではない。



さらに濃縮を続け、もうそろそろかなという頃、薪ストーブから降ろし、温度管理がやりやすいガステーブルで最後の仕上げに挑戦。
濁ってきたらその後は早い。
シャーベット状態の塩が現れるので、コーヒー用のフィルターに入れ、にがりを取って塩の出来上がり。



まだかなり水分を含んでいるので、フライパンで水分を飛ばしてサラサラ状態に。
と言ってもまだ1080グラムある。
まだ若干水分を多めに含んでいるということだろう。
深層水の塩、まずまずの仕上がり



初めてなので要領の悪いところもあり予想以上に手間取る。
次回からはもっとスムーズにいく? 


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