北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

これでもまだ2大政党制を目指す?

2012-11-15 | ニュースコメント
 クイズ1 今、政党要件を満たす政党はいくつあるか?
 クイズ2 すべての党の名前を述べよ。

 国会に議席を持つ政党は17あるが、政治資金規正法上の政党要件を満たすのは12になるような・・・(どうも自信がない)
 
 昔むかし、小学校高学年から中学時代にかけて、政党名はもちろんのこと、自慢ではないが時の内閣の大臣の名をすべて言うことのできた私だが、いまでは大臣の名は数人しか覚えることができず、政党名もぎりぎり10言える程度である。

 あの当時は自民、社会、民社、公明、共産の各党があり、たまに新自由クラブなどができる程度だったから政党名を覚えることは簡単だった。
 ところがいまや政党は二桁時代。
 なのに2大政党制を想定した小選挙区制にいまだにしがみつく自民、民主。
 2大政党の一角に割り込もうと、政策は2の次で結集を目指す「第3極」。

 小選挙区導入前から、公明、共産、社民が根強く存在し、多用な民意を2大政党が吸収できないことは明らかだった。

 強い内閣、スピード感ある政治を目ざすという大義名分で導入された小選挙区制だが、多様な民意を反映できない欠陥制度であることを多党分立状況が如実に示している。

 ドタバタと選挙の争点にしなくてもいい。参議院の在り方も含め、選挙制度の抜本改革が迫られていることは間違いない。英知を集めるときである。
 


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