北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

新燃岳は・・・どれ?

2011-01-27 | ニュースコメント
 霧島連山の新燃岳が52年ぶりの爆発的噴火を起こした。前回の爆発的噴火は1959年、私が生まれた年だという。

 以前、小松空港から沖縄に向かったときに、晴天に恵まれ霧島連山を眺めることができたのを思い出す。沖縄は何度も訪れているが、九州上空で快晴に恵まれたのはこの一回だけだ。

 大分あたりから九州に入り、九州を縦断し、霧島、桜島、さらに種子島を機体左側に見て南下し、沖縄に進路をとっていた。


 霧島連山を上空から見た写真である。噴火口がいくつもはっきりと見え、大自然の造形になんとも感動する。
 さて、どれが新燃山か?道路との位置関係などから真ん中上の噴火口のように思われる。下方の河口が大浪池だと思う。
 今回の大噴火で、この写真の地形は見納めとなるかもしれない。

 さらに南下すると桜島が見える。


 鹿児島市からみた桜島は何度も見ているが、横からの雄大な眺めと違って、上空から噴火口を見ると、あらためて火山列島を実感する。

 鹿児島の方言で「へ」には3通りの意味があると、視察に訪れた際にバスガイドさんから聞いたことがある。
「へをこく」これはもちろんオナラの意味である。
「へが飛んできた」これはハエのことだという。
 そして「へが降ってきた」は火山灰のことだという。

 新燃岳周辺では大量のへがふって市民生活は混乱し、農産物にも大きな被害をもたらしている。
 これ以上、被害が拡大しないことを祈りたい。

 


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