珠洲市議会3月定例会開会。
今日の本会議冒頭、予算常任委員会の設置するための「珠洲市議会委員会条例の一部を改正する条例」が提案され、全会一致で可決された。
従来、総務、教育民生、産業建設の3つの常任委員会で分割審議されていた予算案を、全議員で一括審議する方式に変更するものだ。
近年、多くの議会で予算常任委員会、あるいは予算・決算常任委員会が設けられ、予算審議を充実させる流れにある。
私は予算審議と決算審議をリンクさせる予算・決算常任委員会の設置を求めてきたが、今回は実現せず今後の課題として残されたが、まずは一歩前進。
昨年は県内自治体議会最後発だが議会広報の発行が実現し、12月は政務活動費の完全後払いを含む条例改正、今議会は予算常任委員会の設置で全議員参加の予算審議の実現ろぐと政務活動費の運用マニュアルの策定、そして6月議会は一般質問での「一括方式」と「一問一答方式」の選択制の導入(これも県内11市の中では最後発)・・・のはずだった。
数年前、議会改革度ランキングで全国最下位を記録した珠洲市議会。
これらの改革を実施したところで依然多くの議会の後ろを走ってることに変わりはないが、「まずはやってみよう!」というところまで議会の雰囲気が変わってきたことだけは報告しておきたい。
ところが、ところが、議会内で一致をみた一問一答方式が土壇場でコケて先送りとなってしまった。
全ての質問を一括して行う従来の「一括方式」と、質問を大項目に分けて順次質問する「分割方式」の選択制へと急転直下の墜落。
「日本一幸せを感じられる珠洲市」は目指すが、議会改革は「最下位でダメなんですか?」ということらしい。
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