北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

この次は大丈夫か・・・

2016-08-09 | 珠洲市政
先月実施された参議院選挙、珠洲市は全国ニュースで取り上げられた。
第25投票区の若山公民館で選挙区と比例代表の投票用紙の交付ミスがあり、3人の有権者の投票が無効になったのだ。
あってはならないミス。
さらに驚き、呆れるのは、珠洲市では2年前の衆議院選挙でも同様のミスが起こっており、国政選挙2回連続の失態となったことだ。
今日は市議会全員協議会が開催され、前回のミスを踏まえた対策、そしてその対策があったにも関わらずまたもやミスが発生した経緯について説明があり、そして既に報道されているが、関係者の処分と市長の減給処分の専決処分の報告があった。

前回のミスを受け、同様のミスが再び起きないようマニュアルが作成され、さらに直前には「これだけは注意してください」というペーパーまで配布していたそうだが、それでも起きてしまった信じ難いミス。
だからこそ事態は深刻だ

次は大丈夫か?質問が相次ぐ。

事案は全く違うが、私は志賀原発がトラブルを起こすたびに何度も申し入れに行き、再発防止策を問い質してきた。
こんな対策ではダメだという指摘をしても北電は再稼働を強行し、次々とトラブルをくり返してきた。
福島第一原発事故以降、1、2号は停止したままだが、実はその直前の1年間など、「トラブルで停止」は毎月のように起きていた。、そのうち、1号機が止まっているんだっけ?2号機が止まっているんだっけ?と、こちらの頭が混乱してついていけないほどだった。
原発直下の断層という大問題が浮上すると、このような歴史は忘れられがちだが、北電は基本的な事故対応ができていない。

選挙事務がこんな事態に陥いることはありえないが、しかし今日の市長の発言を聞いていると、かつての北電担当者の発言をついつい思いだしてしまった。
この次は大丈夫・・・と信じたいが・・・


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