今日の午前中は個人視察の時間が設けられていたので、かねてから行きたかった武蔵野市の武蔵野プレイスへ。
武蔵野プレイスは「つながる図書館」(猪谷千香著・ちくま新書)の冒頭に「『住みたい』と言われる図書館」として紹介されていて、ネット上でも快適、居心地がいい、といった声が寄せられる2011年にオープンした話題の「図書館」だ。
図書館機能を中心に市民活動支援機能、生涯活動支援機能、青少年活動支援機能を併せ持つ。
ここが入口。
9時30分の開館と同時に次々と人が入っていく。
この先の空間をぜひ紹介したいところだが、写真撮影の条件の一つにブログやFB、印刷物などに掲載しないこととあり、残念ながらここに写真はアップできない。
1階のフロアは雑誌が中心
560誌あるという。
フロアの中心にはカフェがあり、雑誌を持ち込んで読んでもいい。
図書館のイメージでもあるシーンとした雰囲気はなく、適度なざわつきがある。
窓や入口だけでなく内部の設計にも曲線がかなり大胆に使われている。
さらに椅子もコーナーごとに実にたくさんの種類がある。
駅前、街の真ん中にあるが、窓の外の緑を眺めてゆっくりできるスペースも多い。
これが地下2階に行くとかなり様相が変わる。
ティーンズスタジオと名づけられている。
本もあるが、図書館というより若者がワイワイガヤガヤ活動するスペースといった方が適切かもしれない。
市民活動支援機能が4本の柱の一つに掲げられている通り、市民活動に役立つ図書・資料も多く、様々なグループの活動を紹介する掲示板にもたくさんの情報がある。市民活動が活発でそのニーズに応えて武蔵野プレイスはでき、そして市民活動をさらに活発にしているんだろうなという印象。
年間の利用者は150万人にも上るという。
まさに武蔵野市民の居場所=プレイスになっている。
珠洲で計画されている新図書館、実施設計はこれからだが、参考になる点、実に多いと感じた。
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