北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

議会基本条例制定に向かうか

2012-01-25 | 珠洲市議会
 午後、昨年10月以来となる2回目の行革特別委員会が開催される。
 (第1回はこちら
 議題は昨年11月に各委員から提案された議会活性化に向けての取り組みの提案に対する意見交換(私の提案はこちら参照)。

 私は9項目提案、他の委員からの提案もあるが重複もあるので、整理して全16項目について意見交換。

 政友会の議員間でも様々な意見の違いがあり、なかなか興味深い議論が展開された。

 特筆すべきは議会基本条例の制定について、制定の方向で取り組むことで初めて意思一致をみたこと。
 この間、この件については議員全員協議会や前回行革委員会などで再三主張してきたが、賛成意見の一方で消極意見もあり、まずは具体的に取り組めることから、という雰囲気が残念ながら支配的であった。

 そういう意味で、今日もまた同じ議論の繰り返しかと半ばあきらめ気味に提案をしたところ、制定については各委員異論なしであった。数日前には金沢市議会でも素案が示され、七尾市議会でも3月議会での制定に向けて準備が進められていることも、プラス要因になったか?
 よそがやっているから、という単純な話ではなく、珠洲市議会独自の、地域特性にあった条例を検討していこうということで、大きな前進である。

 もっとも、これは行革委員会としての考え方であって、次のステップは議員全員協議会での報告と全議員による協議。ここで了承となるかどうか。

 さらに目標時期やどのような場で議論するかなど、協議しなければならないハードルは多い。
 たとえば3月議会で「議会基本条例制定特別委員会」を発足させ、1年間集中的に議論し、来年3月議会の制定を目指すというのも一案だ。
 あるいは1年後の委員会改選にあわせて特別委員会を発足させ、任期中の制定を目指す、あるいは期限を定めず慎重に議論を重ねる、などなどいろんな道がある。

 先行する議会の取り組みの多くは短期集中型。1年間で30回以上の会議を重ね、意見集約、条例案をまとめている議会もある。

 そのうちに・・・ではいつまでたってもできない。私は短期集中型を主張していくが、さてどうなるか。

 


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