北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

石川県議会は全会一致で「広域」を外した意見書を採択

2012-02-28 | 震災がれき
2月23日に県議会の動きを報告したが、2月議会の開会日である昨日、「東日本大震災で発生した災害廃棄物の処理の推進に関する意見書」を全会派一致で採択した。

 長いタイトルで「処理の推進?当然やろ」と見過ごしてしまいそうだが、先日の県議会の報告で紹介した通り、当初は「広域処理の推進に関する意見書」だった。

 意見書調整委員会で県議会会派「清風・連帯」(山根靖則、若林昭夫、盛本芳久の3県議)が「広域」が入っているのなら賛成できないとの立場から調整を進めた結果、「広域」を外した意見書の採択となった。

 国に対する要請項目として、情報開示や安全基準、取り扱い指針の策定などに加え焼却以外の処理方法の検討なども盛り込まれている。

 広域処理方針からの転換につながるよう珠洲市議会も続きたい。
 
 明日から3月定例会開会。
 


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