北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

最終日は請願に対する反対討論

2011-12-15 | 珠洲市議会
 明日は12月議会最終日。
 市長提出議案は補正予算案含め全議案賛成するが、中板秀一郎議員が紹介議員となった「TPP参加への協議を開始することに関して、慎重な対応を求める意見書の提出を求める請願書」について反対討論をおこなう。討論原稿はこちら

 討論原稿の通り、珠洲市議会は昨年の12月にTPP不参加を求める意見書を可決しており、野田首相の交渉参加表明を受け、今議会冒頭でも反対の決議をあげている。
 いずれも中板議員も賛成しての可決である。

 ところが、自身を支持する「ゆう秀会」という政治団体から、TPPに対する対応を後退させる内容の請願が出されたので、議会内は中板議員が所属する政友会を中心に取り下げろ、いや取り下げない、というやり取りにはじまり侃侃諤諤の大激論。

 結局、産業委員会に付託され、そこでも賛否意見が割れ、最終的に委員長が趣旨採択ということで取りまとめをおこなった。

 趣旨採択ということで、意見書の提出はおこなわないにしろ、この間の意見書や決議の内容からあきらかに後退する趣旨であり、私は委員長報告に反対の討論をおこなう。

 問題はそのあとである。
 政友会内で意見は割れ、他会派の対応もまとまっていない。
 委員等報告の趣旨採択がそのまま可決されるのか、あるいは否決され、原案について採択されるのか、不採択となるのか。さて、どうなることか。


コメントを投稿