北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

なんと、教育予算の拡充を求める請願が不採択???

2012-09-14 | 珠洲市議会
 昨日の本会議(一般質問)に続き、今日は3つの常任委員会に分かれての審議。
 今議会に提案された補正予算案は規模が小さく、条例改正などの議案も少ないので、各委員会いずれも午前中で終わる。

 私の所属する総務委員会は消防、防災関係やバイオマスタウン構想など自然共生費関係を中心に質疑が行われたが、大きな争点はなく、全議案を可決するものとして終了する。

 共通プレミアム商品券事業については、予算計上された3350万円(一般財源)についての減額修正案を提出したいと考え、修正案を準備していたが、残念ながら他の議員の賛同を得ることができず、修正案の提出は断念(最低もう一人の発議者が必要)。
 残念だが最終日に補正予算案に対する反対討論を行うことにする。

 最終日に向け、これだけを準備をすればいいと思っていたら、なんと6月議会から継続審議となっていた国に対して教育予算の拡充を求める請願(提出者:県教組珠洲支部委員長、紹介議員:私)を、教育民政常任委員会は不採択にすべきものということに決したという。
 財政事情厳しい珠洲市にとって、よその議会が取り上げていなくても真っ先に採択すべき内容だと思うが、よその議会が同趣旨の請願を当然の要求として採択する中、珠洲市議会は不採択にするのだろうか。
 さぞやおたくまちは財政豊かなんでしょうねと他の自治体から皮肉のヤマとなりそうだ。

 継続をきめた6月議会の委員会審議の記録を読んでも、私には到底理解不能の議論が展開されていた。不採択とした今日の議論の詳細はまだわからないが、なんと最後は委員長(中板議員)一任ということになり、不採択にすべきとの判断が示されたそうな。
 委員の賛否が同数で、最後は委員長が決するというのならわかるが、一任???
 委員長の判断も理解できないが、他の委員の皆さんは、採択でも不採択でもどっちでもいいってこと?

 珠洲市議会は何が起こるかわからない。
 最終日、もちろん採択を求め討論をしなければならない。
 


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