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北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

12月議会 一般質問の項目です

2013-12-05 | 珠洲市議会
 12月議会の質問通告の締切は今日の11時。今朝ようやく提出してきました。
 内容は下記の通りです。
 なお、一般質問は12月10日(火)10時から。
 質問順は今日11時30分からの議会運営委員会で決まります。

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1.個人資産への補助制度について
(1)私有財産制と自由主義経済の下にあって、行政が個人の資産に補助をする場合は、政策目的と運用のルールを明確にするのが原則だと思うがどうか。
(2)おもてなし力の向上として位置づけられた宿泊施設改修費助成制度で、冬季の観光客への大切なおもてなしである玄関先の融雪施設がなぜ補助対象とならないのか。

2.景気対策について
(1)消費税増税が市内経済に与える影響について、どのような見通しをもっているか聞く。
(2)従来の制度を拡充し、市民が市内の施行業者を利用して個人住宅をリフォームする場合を対象とする住宅リフォーム助成制度を導入してはどうか。

3.職員採用について
(1)試験委員に民間人を登用してはどうか。
(2)募集にあたっては、珠洲市として期待する職員像を掲げるべきではないか。

4.勝東庵について
 文化・芸術に関わる活動を対象に貸館、貸室をおこなう市直営施設にするとのことだが、以下の点についてどのような検討がなされたのか聞く。
(1)再整備に向けて、勝東庵にはどのような問題点や課題があると考えたか。
(2)他の施設との連携がどのように強化されるのか。
(3)どのような利用形態を検討した中での結論か。
(4)持続可能な施設運営に向け、収支見通しをどのように考えているのか。
(5)ヘルスツーリズムとの関連についてどのような検討がなされたのか。

5.小規模校、複式学級について
(1)小規模校の教育面でのメリットや強みを、市内最小の西部小学校の実例から聞く。
(2)市内では今年度8つの複式のクラスがあり、今後、さらに増える傾向にある。保護者をはじめ、多くの市民には複式学級に対する不安や否定的な見方が少なくない。複式は学びの環境としては決してマイナスではないことを教育委員会は市民に明確に語るべきと思うが、教育長の複式学級に対する認識
を聞く。

(3)小規模・複式校のデメリットとして教員の負担増がある。複式1クラス目には教員1人の加配があるが、2クラス目にはない。授業準備の負担に加え、少ない教員数で大規模校と同じ数の校務分掌を分担し、同じ回数の出張も入る。支援策を聞く。

6.全国学力テスト成績公表問題について
 文科省は成績公表の解禁方針を示したが、学校の序列化や過度の点数競争をもたらすものであり、公表すべきでないと考える。6月議会で教育長から従来通りの方針で臨みたいとの答弁があったが、あらためて対応方針を聞く。

7.原子力防災について
(1)県の計画では穴水町からの避難者8169人を市内17施設で受け入れることになっている。各施設での受け入れ態勢は万全か、以下の項目について聞く。
①現時点で、研修を受けてスクリーニングを担える人は何人いて、測定機器は何台手配できるのか。
②現時点で簡易除染ができる人は何人いるのか。
③全身除染の設備は何台手配できるのか。
④避難車両の除染設備は何台手配することはできるか。
(2)受付含め避難所での作業に市職員は最大で何人携わることになるのか。職員数に応じた防護服は準備されているのか。
(3)機材と人員が確保され、避難者の受け入れ態勢が整うのはいつ頃か。
(4)受入にあたって、これら防災業務に携わる人員の確保、防護資器材の確保、市民の原子力防災知識の普及などを記した原子力防災計画を策定すべきではないか。

8.秘密保護法について
 国民保護法に基づく珠洲市国民保護計画では、武力攻撃事態などの場合の珠洲市の責務が記載されている。また、周辺事態法で自治体は内閣から周辺事態において協力を求められ、武力攻撃事態法では国が決めた措置を実施する責務が課せられている。さらに安倍政権が制定を目指している国家安全保障基本法では安全保障施策をめぐって平時から自治体は責務を負わされることになる。秘密保護法で、防衛に関する情報が一段と秘密にされる中、珠洲市はじめ全国の自治体は一方的に戦争体制へ組み込まれることになりかねない。秘密保護法は自治体にとっても無関係ではなく、市長の見解を聞く。


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