北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

珠洲市議会6月定例会開会 

2014-06-24 | 珠洲市議会
 5月に市長選挙がおこなわれた関係で、6月議会は例年と比べ、2週間ほど遅れての開催となった。他の多くの自治体議会はすでに閉会となっている。泉谷市長にとっては選挙後初めての定例議会ということで、議会冒頭の提案説明は3期目の所信を盛り込みながら市政全般の方針説明となった。

 この中で示された取り組み(すでに報道済み、一部実施済みも含め)を、以下、箇条書きに紹介したい。

<活力ある豊かな珠洲市>
1.木ノ浦の観光交流拠点施設の名称は「木の浦ビレッジ」、オープンは8月21日
2.木ノ浦を舞台にした映画「さいはてにて」の全国公開、来年2月末から。
3.「国民宿舎のとじ荘」大規模改修、見附エリア整備へ。
4.「すずの湯」改修、鉢ケ崎エリアは「健康」をテーマに整備。ICカードシステムも導入。
5.H29年度の里山里海国際芸術祭の開催準備。金沢美大と連携協定締結。
6.世界農業遺産の活用。飯田港-佐渡小木港チャーター船は52人が利用し、さらに300人が予約済み
7.金沢大学珠洲サテライト「遠隔地教育システム」で生涯学習の推進。
8.「里山里海マイスター等移住・定住支援事業」の拡大。
9.珠洲焼館の改修、売り場スペース大幅拡張。
10.揚げ浜式製塩のNHK朝ドラを通した情報発信。

<活き活きと安心して暮らせる珠洲市>
11.持続可能な財政運営。8年連続黒字決算、地方債残高65億円削減。
12.珠洲市・能登町と穴水町を結ぶ小型バスの実証運行。
13.野々江運動公園に新たな遊具を設置するなど子育て環境整備。
14.保育料、来年度に向けて減免制度の見直し。
15.大谷小中、今秋に工事開始、H28年度4月開校予定。市内の小中学校はできるだけ現状を維持。
16.新図書館整備に向けて市民公募も含めた検討委員会立ち上げ。H30年度開館目指す。
17.健民体育館、今年度から来年度にかけて耐震工事。
18.新消防庁舎移転新築。
19.真浦地区水道、今年度給水開始。
20.医療・福祉の充実、公共交通の利便性向上も。

 この他、市政60周年記念式典は7月13日。
 その前日には旧勝東庵が「文芸館」という新たな名称で再スタートする「除幕式」。

 <活力ある豊かな珠洲市>については、市長選期間中、マイクを持つたびに語った(と思われる)「いま、珠洲市には追い風が吹いています」の認識の下、追い風を経済効果につなげる「仕組み」と「しかけ」となる。

 <活き活きと安心して暮らせる珠洲市>は、市長選挙を通して感じたという「人口減少・少子高齢化への市民の皆様の不安」への対応策となる。

 これらの施策を通じて、雇用の拡大、移住・定住の促進をはかり、2040年人口半減(推計)という未来を変えていきたいという決意表明であった。

 さて、一般質問は7月1日午前10時から。
 質問通告の締め切りはあさっての11時で、毎度毎度、ここが一番シンドイ時間帯。

 


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