集団で移動し、並んだ姿もかわいいエナガ。
身軽でアクロバティックな姿勢もかわいい。
そんなエナガだが、スピード感もハンパない。
数多く写して、使える画像はごく一部。
そんなエナガのスピード感には足元にも及ばないのが菅政権。
年明けの通常国会に新型インフルエンザ等対策特別措置法の改正案を提案することを検討しているとのこと。
第一波の収束に四苦八苦していた時から叫ばれてきた課題だ。
次々と後手を選ぶ特異な政権だ。
安倍前政権のときから安倍首相や菅官房長官が好んで使ってきた表現に「スピード感」や「躊躇なく」がある。
菅氏が総理になってからもよく使用されている。
必要なのは「スピード感」じゃなく「スピード」だ、というツッコミもある。
民主主義には熟議が必要で早ければいいというものではない、というツッコミもあるが、ここはスルーして次の川柳を紹介したい。
辞めるとき初めて見せたスピード感
今年9月25日の毎日新聞の万柳欄にあった川柳である。
厳密に言えば、桜を見る会の招待者名簿の処分なども素早かったが、多くの国民から支持された「スピード感」は、安倍政権、菅政権を通じて後にも先にも「安倍辞任」のときだけだった。
突然の辞任表明後の支持率急上昇も、はじめて見せたこの「スピード感」に拍手喝采という意味だったと私は理解している。
そこで一句。いや三句。
やるつもりないとき使う「スピード感」
意に沿わぬ官僚飛ばすスピード感
支持率の下落でみせるスピード感
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