志賀原発敷地内断層についての5回目となる有識者会合が10時から約2時間半、開催された。
今日はS-2、S∸6断層を中心に北電から調査概要について説明があり、有識者から説明に対する質問が出された。
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各有識者からの質問は前回ほどの激しさはなかったが、注目されたのは座長を務める石渡明委員の発言。
金沢大学で助手、講師、助教授、教授を務めた経歴をもつ石渡委員は、地層内の石英の存在についての北電の説明に対して、「穴水層にないというがそんなことはない。能登空港の建設現場からもたくさん出ている」と能登の地層については北電以上に熟知しているという自負心をのぞかせた。
トレンチ図の中の石英かどうかの判断についても北電の見解に対し異議を表明した。
原子力規制委員会委員も務める石渡委員は3回目の会合から島崎委員長代理の後任として座長を務めているが、前回、前々回は進行役に徹して、自らの意見はあまり述べてこなかっただけに、今日の発言はとりわけ目を引く内容だった。
さて、今回で北電からの一通りの説明は終了し、次回はこれまでの説明に対し有識者間で議論がおこなわれる。
各委員が自分の意見をまとめ、その根拠も明らかにしたプレゼンを行う予定。
注目である。
今日はS-2、S∸6断層を中心に北電から調査概要について説明があり、有識者から説明に対する質問が出された。
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各有識者からの質問は前回ほどの激しさはなかったが、注目されたのは座長を務める石渡明委員の発言。
金沢大学で助手、講師、助教授、教授を務めた経歴をもつ石渡委員は、地層内の石英の存在についての北電の説明に対して、「穴水層にないというがそんなことはない。能登空港の建設現場からもたくさん出ている」と能登の地層については北電以上に熟知しているという自負心をのぞかせた。
トレンチ図の中の石英かどうかの判断についても北電の見解に対し異議を表明した。
原子力規制委員会委員も務める石渡委員は3回目の会合から島崎委員長代理の後任として座長を務めているが、前回、前々回は進行役に徹して、自らの意見はあまり述べてこなかっただけに、今日の発言はとりわけ目を引く内容だった。
さて、今回で北電からの一通りの説明は終了し、次回はこれまでの説明に対し有識者間で議論がおこなわれる。
各委員が自分の意見をまとめ、その根拠も明らかにしたプレゼンを行う予定。
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