6月8日に生まれたメダカの稚魚。
その後も次々と卵が産みつけられる。見つけては別の水槽に移す繰り返し。
稚魚が次々と生まれ、ざっと数えても70~80匹以上。
餌の与え方が少なかったのかトモ食いが始まる。1センチ足らずの稚魚が生まれたてをの稚魚を後ろから襲い、尻尾をくわえているのには驚いた。
よく見ると水槽の下には頭だけ、というか見た目には目だけが残った死骸がいくつもある。以来、一日ほぼ三度の餌やリを続けている。
稚魚同士でも大きさが違いすぎると食べられてしまうので、その後の卵は水槽の代わりにバケツを使い、飼育していく。
約2ヶ月、最初に生まれた稚魚の中でも、最も生育の早いものは約2センチで、親メダカのいる甕に移す。
続いて1.5センチ足らずの稚魚を3匹入れてみる。1日たっても食べられていないので、1センチ以上になった稚魚を10匹、20匹と増やし、今では40匹の稚魚が引越し完了。
親メダカは時々稚魚を追いかけ回す。口をあければ一口で食べられてしまいそうだ。
ところが、見ていると稚魚だと小ばかにしてはいけない。すばらしい反射神神経で、素早く逃げる回る。
それでも、夜中も含めて一日中追いかけられ、命の危険にさらされていると思うと可哀想になってくる。引越しは早すぎたか。
ところがよく見るとスイレンの葉っぱの上で休息している稚魚もいる。ここだと親メダカに襲われる心配はなさそうだ。実に賢い。
まだ引越し待ちが50匹はいる。
それだけではない。甕の中の親メダカの中にはまだ卵を抱えているのもいる。
恐るべし。メダカの繁殖力。
レッドデータブック登録で驚いたが、繁殖力は旺盛。生育環境がなくなったことが原因と改めて実感する。
今年は全部甕の中に引越しさせてやろうと思っているが、来年以降もこんなペースで増え続けられたら大変なことになる。
近くのため池か紀ノ川にでも放流してきたいが、違う遺伝子をもったメダカを放流すると生態系を変えるのでよくないとの指摘もある。
さてさてどうしたものか。
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