朝日新聞(10月27日)
ようやく臨時国会が開会したが、非生産的な混乱続きである。
参議院で首相の所信表明演説なしの異例の開会となった。
自民党の批判も、民主党の反論もどっちもどっちである。理由は簡単、上記記事にもあるようにどっちもどっちだからである。
野田首相が「こんな悪弊の連鎖はやめましょう」と呼びかける。それはそ
の通りだが、悪弊の一発目は民主党であり、やはり反省の一言がないと説得力がない。
そもそもこれは「強すぎる参議院」問題であり、国会の在り方の根幹に関わる問題である。
憲法廃棄やら憲法改正やら総選挙に向けて威勢のいい発言が聞かれるようになってきたが、この問題、憲法を変えて対処するのか、憲法を変えず国会法の改正などで対応するのか、空中戦の議論ではなく具体論でぜひ各党の見解を知りたいものだ。
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