藤田祐幸さんを悼む

珠洲原発の阻止に大きな役割を果たした藤田祐幸さんが亡くなられたとの連絡を受けた。
私のこのブログでも３回紹介しているが、これは福島第一原発事故の後の話。

藤田祐幸さん連続講演会（２０１１年５月１９日）
毎度のことだがハードスケジュール。

藤田祐幸さん講演会（２０１１年６月７日）
能登に来たのはこれが最後だったか。

藤田祐幸さんから２年ぶりの便り（２０１３年４月２０日）」

かつての珠洲原発の反対運動華やかし頃、どこかで原発事故があれば藤田さんを招いて学習会、選挙があれば応援弁士や選挙カーでマイクを握りウグイスおじさん。
金沢から特急バスで到着するなり、休憩もしないで街頭で演説してもらったこともあった。

下の２枚の写真は珠２００２年６月の「原発問題リレーシンポジウム」での藤田さん。
珠洲原発が終わる１年半前、原発計画をいかにして終わりにするか模索する中で企画したシンポジウムでパネラーをお願いし快く引き受けてもらった。
初めて推進派・反対派が席を並べて両派の学者の講演を聞く企画。
藤田さんは狙いをすぐに把握し、的確な講演をしてくれた。





次は４年前の長崎での講演の様子。
藤田さんの問題意識が伝わってくる。
「原爆と原発の間に横たわる闇」藤田祐幸講演会

心からご冥福を祈りたい。