今春の改選後初めての定例会が開会した。
午後3時からの定例会初日は市長からの議案の提案説明だ。
国会でいうと施政方針演説である。
約30分の原稿だが、各担当課からあがってきた原稿を整理し、最後は市長が全部原稿に手を入れて、昨日仕上がったそうな。
本会議初日は市長が原稿を読むだけ。つまり議員は聞くだけ。
あ~しょもない!
と思われるかもしれないが、その前の午前11時からは議会運営委員会。ここは私は入ってないので会議の詳細はわからないが、その報告も含め午後1時から議会全員協議会(議運)がある。
ここのメインは市長や総務課長、企画財政課長からの議案の説明である。結構細々と数字の説明もあるので、1時間近く聞いているとちょいと疲れる内容であるが、しっかり聞いておかなければならない。
ここで各議員から議案に対する質問が出て、本会議では議案についての質疑がないという話も聞いたことがあったが、今日は質疑はなし。
議運は議事録もなし、傍聴もなし、もちろんマスコミもケーブルテレビもなしだから、不明な点を確認するのならともかく、実質的審議はすべきじゃない。仮にしても本会議や委員会など記録が残る場で改めて発言すべきだ。
さて、市長や執行部退席後の「その他」の議題。
前回5月16日の議運で、本会議採決の結果を記録に残し、公開すべきという提案に対し、県内9市(珠洲市除く)の状況が事務局から報告される。
加賀市、白山市は議会だよりに掲載され、HPでもアップされている。一方で珠洲市と同じく全く記録されていない議会が5つもあるのにはちょっと驚いた。
もちろん、だから珠洲市はこのままでいいと言うことにはならない。
議会の情報公開、そして議員の議決責任という観点からも、当然ながら記録に残し、公開するべきと主張する。
加えて、議会改革の方針についても提案する。
これについては、選挙中も訴えてきたことであるが、県内では県議会はじめ白山、加賀の各議会で議会基本条例が制定されている。さらに七尾市議会など来春の制定に向け作業が進んでいるところもあり、今後4年間で県内、そして全国で様々な議会改革が一気に進むことは間違いない。
自分たちの町の議会はこんな議会だ、こういう考えの下、こんなことをやっていくぞ、という市民に対する約束事だと思ってもらえばいいかもしれない。
基本的には、開かれた議会、行政を監視する議会、しっかり討議する議会、議員の倫理や身分などについて具体的に規定してある。すでに制定した条例を比べると、大きな柱立ては似ているが、中身はそれぞれの議会で結構工夫してある。
一方、小松市議会のように条例制定ではなく、まずは具体的な改革を進めていこうという改革先行型の議会もある。もちろん議論の上での結論である。
さて、珠洲市は・・・
①任期半ばの2年後の条例制定に向けて取り組み、後半2年間を条例実践の期間とする。
あるいは、
②様々な改革を積み重ねて、その集大成として4年後の条例化を目指すという考え方もある。
いずれにしても細部・具体の内容は行革特別委員会で議論するとして、大きな方向性は全議員が参加する全協の場で確認できないか、と提案した。
関連して、議会だよりの発行も訴えた。
現在、珠洲市議会の報告は「広報すず」に掲載されているが、ページ数は3~4ページ程度。量より問題は、総務課が作成しているということである。
議会の報告は議会がおこなう。当たり前のことであり、県内他の9市の議会はすべて議会だよりを発行してる。
もちろん、いざ発行となれば予算の問題あり、編集委員会も組織しなければならず、すぐと言うわけにはいかないが、これについてもその方向を確認できないかと提案した。
特に議会基本条例を制定するとなれば、かなり精力的な議論の積み重ねが求められる。議員同士の議論だけでなく、七尾市などは市民からの活発な提言も受けている。
議員全員の大きな決意と共通認識の下、進めていくべきと思い、提案したわけだが・・・
「行革特別委員会で議論すればいいじゃないか」でオシマイ。
午後3時からの定例会初日は市長からの議案の提案説明だ。
国会でいうと施政方針演説である。
約30分の原稿だが、各担当課からあがってきた原稿を整理し、最後は市長が全部原稿に手を入れて、昨日仕上がったそうな。
本会議初日は市長が原稿を読むだけ。つまり議員は聞くだけ。
あ~しょもない!
と思われるかもしれないが、その前の午前11時からは議会運営委員会。ここは私は入ってないので会議の詳細はわからないが、その報告も含め午後1時から議会全員協議会(議運)がある。
ここのメインは市長や総務課長、企画財政課長からの議案の説明である。結構細々と数字の説明もあるので、1時間近く聞いているとちょいと疲れる内容であるが、しっかり聞いておかなければならない。
ここで各議員から議案に対する質問が出て、本会議では議案についての質疑がないという話も聞いたことがあったが、今日は質疑はなし。
議運は議事録もなし、傍聴もなし、もちろんマスコミもケーブルテレビもなしだから、不明な点を確認するのならともかく、実質的審議はすべきじゃない。仮にしても本会議や委員会など記録が残る場で改めて発言すべきだ。
さて、市長や執行部退席後の「その他」の議題。
前回5月16日の議運で、本会議採決の結果を記録に残し、公開すべきという提案に対し、県内9市(珠洲市除く)の状況が事務局から報告される。
加賀市、白山市は議会だよりに掲載され、HPでもアップされている。一方で珠洲市と同じく全く記録されていない議会が5つもあるのにはちょっと驚いた。
もちろん、だから珠洲市はこのままでいいと言うことにはならない。
議会の情報公開、そして議員の議決責任という観点からも、当然ながら記録に残し、公開するべきと主張する。
加えて、議会改革の方針についても提案する。
これについては、選挙中も訴えてきたことであるが、県内では県議会はじめ白山、加賀の各議会で議会基本条例が制定されている。さらに七尾市議会など来春の制定に向け作業が進んでいるところもあり、今後4年間で県内、そして全国で様々な議会改革が一気に進むことは間違いない。
自分たちの町の議会はこんな議会だ、こういう考えの下、こんなことをやっていくぞ、という市民に対する約束事だと思ってもらえばいいかもしれない。
基本的には、開かれた議会、行政を監視する議会、しっかり討議する議会、議員の倫理や身分などについて具体的に規定してある。すでに制定した条例を比べると、大きな柱立ては似ているが、中身はそれぞれの議会で結構工夫してある。
一方、小松市議会のように条例制定ではなく、まずは具体的な改革を進めていこうという改革先行型の議会もある。もちろん議論の上での結論である。
さて、珠洲市は・・・
①任期半ばの2年後の条例制定に向けて取り組み、後半2年間を条例実践の期間とする。
あるいは、
②様々な改革を積み重ねて、その集大成として4年後の条例化を目指すという考え方もある。
いずれにしても細部・具体の内容は行革特別委員会で議論するとして、大きな方向性は全議員が参加する全協の場で確認できないか、と提案した。
関連して、議会だよりの発行も訴えた。
現在、珠洲市議会の報告は「広報すず」に掲載されているが、ページ数は3~4ページ程度。量より問題は、総務課が作成しているということである。
議会の報告は議会がおこなう。当たり前のことであり、県内他の9市の議会はすべて議会だよりを発行してる。
もちろん、いざ発行となれば予算の問題あり、編集委員会も組織しなければならず、すぐと言うわけにはいかないが、これについてもその方向を確認できないかと提案した。
特に議会基本条例を制定するとなれば、かなり精力的な議論の積み重ねが求められる。議員同士の議論だけでなく、七尾市などは市民からの活発な提言も受けている。
議員全員の大きな決意と共通認識の下、進めていくべきと思い、提案したわけだが・・・
「行革特別委員会で議論すればいいじゃないか」でオシマイ。
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