市議会産業建設常任委員会の県外視察で大分へ。
初日は大分空港から一路由布市へ。
温泉地観光の新しい地平を切り開いてきた由布院だが、リーマンショックで300万人台後半で推移していた日帰り観光客が316万人に、宿泊客は90万人前後から70万人へとダウン。回復へ努力が重ねられていた中を襲った熊本地震。
そんな中、2005年の3町合併から12年、湯布院(湯布院)ブランドから新たな「由布ブランド」への昇華でさらなる進化を目指す由布市の戦略を学ぶ。
震災被害状況やインバウンドが拡大する中での災害時対応の難しさ、熊本地震を機に策定した「由布市観光事業者災害対策マニュアル」も学ぶ。
ところで、湯布院?由布院、由布??
湯布院の名を全国に広めた映画祭は「湯布院」映画祭。
その実施由体は「由布院」温泉観光協会。
絶叫で有名なイベントは「由布院」牛喰い絶叫大会。
音楽祭は「ゆふいん音楽祭」。
合併でできたのは「由布」市。
「由布院」分地を見下ろすのは「由布」岳。
地域ブランドを全国発信するには一本化がいいと単純に思うが、そこはそれぞれの由来や伝統、3町合併の悩ましさも絡んで難しそう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます