震災から１年１１か月

昨日の10日は、旧正月福島の信夫山羽黒神社に奉納ワラジが、いわき小名浜ではサンシャインマラソンが行われた。旧正月は日本ではなじみが薄くなったが、お隣の韓国や中国では春節として日本のお盆の帰省ラッシュと同じである。

が、バレンタインの今日11日は震災から23ヶ月過ぎた。
大乗での故郷は何も変わっていないようでも、目を各地に向けると、双葉町長は辞職して、いわきに仮の町の移転は線量が高く住めないところでダメと言い残した。そんな街で私はゼオライトをまいたり、ベランダを除染して住んでいる。
仁井田浦河口からわが町をスケッチしてみると、何も変化がないようでも、テトラポットとその製造に使うアームなどが見える。そして、何事もなかったような波しぶきがあった。