ブログ仙岩

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福島県民健康管理調査の通知届く

2013-07-19 10:20:44 | 日記
17日遅く、福島医大県民健康管理調査の通知書が届いた。使用プログラムの一部の誤りで、0.3mSvから0.4mSv/3.11~7.11と修正した内容のものでした。
昨年1月、0.3mSvの通知を受けた時、ブログに載せた。特に原発の南にあるわが町いわき市はヨウ素飛散が多く、1歳児の最大被ばくは甲状腺などの等価線量30mSv(実効線量1.2mSv)と公表している。
それで、双葉郡以外の少し原発から離れたいわき市民は甲状腺検査をより早く、また、北の川俣、福島は全身検査を実施してほしいとも載せた。

また、東電は昨年12月公表、WHOにも報告していた。2000人の作業員の甲状腺被ばく検査は半数に留まり、実測値のある522人のデータ100mSv以上178人の中、最高値10,800mSvで、今まで、全身の実効線量測定だけで、甲状腺の等価線量の測定が遅れていたという。これで甲状腺被ばくは実数の10倍にもなているという。

チェルノブイリ事故では50mSv以上でがんが増加しているので、甲状腺被ばくの防護剤服用の基準は50mSv(全身は100mSvまで)になっている。東電は事故後2年4か月過ぎてようやく、甲状腺被ばく作業員が2000人近くもいたことを把握、知らない作業員が多くおり、作業員の健康管理のお粗末さが出た。