ブログ仙岩

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親父から受け継いだ芸ともう一つのこと

2016-05-15 08:06:35 | エッセイ
H26年に放送した「親父から受け継いだ芸ともう一つのこと」4代目江戸屋猫八さんの再放送5/12,13日に聞いて、載せようと思っていましたが、記憶が薄れてきたので載せます。

1回目は、三代目の父はお笑い三人組で話芸が得意、文筆家でもあり、動物の声帯模写で広島の近くで軍隊で声帯模写などしていたが、原爆投下で、上官からの命令で、広島へ行くと惨状が語れないもので、医務から聞いていた助からない人には水筒の水を与えると、うまいと言って亡くなったと。

終戦後の父は残留被ばくで、病院では検査のため採血、嫌で通院をやめ食事療法に切り替えたが、髪は抜け落ち、出演の合間に、壁に寄りかかったりの体調管理に勤しんだと。

4代目の自分は、動物の声帯模写で、父と自分と二代目子猫の息子の共演で父の笑顔が忘れられないと。しかし、息子の子猫は、私のやらない、笑いが受けないであろう客も聞いたことのない動物の物まねを動物園や外国の島やインドネシアなどへ出かけて、生の鳴き声を聞いてものまねをしている。

自然に生きている姿から、環境の悪化で動物も少なくなり、私たちも自然の中で生かされていることに気づいたと。動物の鳴き声の物まねで、社会環境を破壊しない国にしていきたいと。