ブログ仙岩

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フキ(蕗)

2016-05-16 08:13:58 | エッセイ
一昨日蕗の煮つけ初物を恵方南南東を向いて頂きました。苦みがなんとも言えないですね。3年は長生きします。

裏山のモミの木下の線量値は、3.4μS/hで、杉林など水蕗の生えるところは2.5前後で、猪の肉が食べれないように、山の中の自生の山菜は食べれません。

この蕗は、ミズブキと言って、我が家の畑で採れたもの、主に路傍に生える綿毛の多いワタブキとは違い大変おいしいものです。写真から、地下茎から出たところが赤みをおびています。

キク科の多年草でアジア東部の温帯、日本各地の山地や路傍に生えます。葉柄の先に大型の腎円形の葉の裏側は白い薄い綿毛があります。フキの煮つけはこの葉柄で、早春のフキノトウ(黄色の雄花、白色の雌花)は大変苦みがあり、今年は3回も頂きました。が、鎮咳剤としても知られております。

また、アキタフキと言って、秋田や北海道には、葉柄の長さが2mにもなり食用に栽培されております。若いものだけを頂くツワブキも我が家には生えています。