ブログ仙岩

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小川江筋堰の白鳥たち

2016-12-20 10:00:45 | エッセイ
18日11時ころ、夏井川小川江筋の堰に飛来した白鳥さんです。鳥インフルを警戒して、Canon EOS50D200ズームで撮影。

11/12には2羽の飛来でしたが、もう150羽は居ります。写真は一番大きな集団ですが、あと2か所に少しいます。この他の飛来地は、平窪と鎌田の夏井川です。

一羽が羽を広げて何か合図しています。堰は約長さ800m上流まで、堰周辺の幅100mぐらいの広さです。

小川江筋(えすじ)は用水路の疏水のことで、およそ350年前、平藩内藤忠興の時代に、郡奉行であった澤村勘兵衛勝為が工事を起こし、完成したもの。草野の澤村神社に祀られています。小川町関場から夏井川の水を取り入れ、水路の長さはおよそ30km、山裾を通し、下小川、平窪、鎌田、中塩、草野、四倉を通って仁井田川に流れでる。これにより、それまでは灌漑用水がなかったため荒れ放題だった平地が約1,200haの水田となった。また現在は、平浄水場の原水としても使われています。