ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

ハービー山口のトークを聞いて

2016-12-22 09:05:08 | エッセイ
12/22今朝4時から「明日へのことば」(”日常にある奇跡”を撮る)写真家ハービー山口氏のトークを聞いた。ハービーの名はジャズ・フルート奏者ハービー・マンから頂いたと。

東京都大田区出身で、小学校では、体育もできない病で、常に仲間はずれ、修学旅行でも班に入れてもらえず、先生も手のかかる子がいると思っていたと。中学から、写真始めたが、やはり修学旅行でも仲間はずれと。

高校、大学で写真をやり、写真関係の会社を希望したがいずれもダメで、自分の過去を知らないところへ半年のつもりで好きな音楽の英国へ、デビュー前のボーイ・ジョージと共同生活をしたり、テームズ川近くの貸倉庫で3人の写真家の卵と出会い、いい写真と褒められ仲間に入り3年もいた。

ベルリンの東西の壁は見ているが、イスラエルとパレスチナの壁はドイツの壁の倍の高さ、でも、笑顔を撮影してきた。主に、スナップ写真で、ポーズをするものでなく、自然な姿を撮りたいと、私の撮影に似ている。だから後半はしっかりと聞いた。

結果10年も英国に居て、帰国、中山美穂、福山雅治、由紀さおりなどのCDのジャケットを手掛け、だんだん芽が出てきた。エッセイ集を発表したり、ラジオDJ、俳優も。「雲の上はいつも青空」写真集など・・・。

写真展では来場者にノートへ感想を記録して頂いているが、女子で、いままで何度も自殺を試みたが、この写真展で生きる勇気を頂いた。この記録を目にしたとき、僕の写真が、人助けをした思いから、嫌な目で見られた自分が、笑顔で見られる自分になろうと努力した結果が出たと。今年8/3のアンコール放送であった。