4/25(金) 連日の飲食過多、胃も腸も全身の細胞も草臥れきった様子。昨晩は横浜へ出っ張りであったが、これは後輩のTERASHIMA君がグループ会社を退職した卒業祝い。MASUDA先輩とIKEDA氏、TERAさんの四名で「塚田農場」なる居酒屋で酒盛り。
それにしても、四十数名在職した課の残党の集まりが四名とは淋しい限り。かつての同僚は全国に散ったとは云え、栄枯盛衰世の習いか・・・。宴の最中、同期のTERAさんが松山にいるKATUTA君に電話を入れた。専らの話題となった、スーパーコンパニオンとやらを呼ぶ温泉企画への参加を促していたが、果たして実現するのか?
そんな具合で、胃の休まる暇がない。今夜は剣道部OB会、明日は次女の結婚式で、これに田舎から九十歳の母が出席する。老母の付き添いで、週明けの月曜日から帰省する。仕事をする暇がないが、尤も仕事には縁がない身が幸いだ。ゴールデンウイークは、畑の草刈と夏野菜の植え付けとなろう・・・。
さて、今朝の弁当は「鶏肉のトマト煮」「アスパラの豚巻焼き」「小エビと野菜炒め」、以上に鮭が一切れ。こいつらを作っている最中に家人から声が掛かった「今日のお弁当は、私一人だから」・・・・と。なんなんだ、一体。早く云えよ。
ご飯もタップリと炊き、菜の方も三人分は準備をしているのだ・・・。今朝はスムージーで、過労の胃や腸を労わろうと思ったのに・・・、菜が余る。またしても飯を喰ってしまった。仕事が休みで、弁当不要とかの長女の分も詰めた・・・どうせ飯は食うのだからと。
-焼酎三杯?その2-
水曜日の昼「きじの松田屋」、亭主のMATUDAさんを訪問。先ずはお料理の撮影、早々と準備を頂いた「前菜・雉鍋・溶岩焼・ほろほろ鳥のたたき」と盛り沢山の料理が並んだ。撮影の後はご試食となった。先ずは、立ち合いのクライアントの女性お二方に食べて貰う。撮影の手を休めたカメラマンも同席さす。
ホロホロ鳥卵
食事を摂りながら、MATUDAさんに話を聞く。雉との出会い、セカンドステージとしてこの地を選んだ理由、本格栽培を始めた果樹のことなど・・・。雉の飼育場や果樹園を廻り、取材予定の時間を遥かにオーバーして5時になっていた。『夜の部は、7時から云うことにしましょう』と、阿蘇を臨む大観峰までクライアントを案内してからホテルに戻った。
夜は一緒に一献と、取材のアポイントの折に決まっていたが、お店は(旅館も予約してもらった)地元の「松つあん」任せ。「昼が鳥なので、鶏料理は避けるようにオーダーしてます」と、至れり尽くせりのご配慮。その折に松つあん曰く「お酒は、焼酎三杯だけですから・・・」と。
そんな言葉を真に受けるほど、初心じゃないが・・・。お店は地元の人気店の様子、一階・二階とも満席であった。満席になるはずだ、座敷に陣取った我らの前に熊本名産の馬刺し・辛子蓮根、刺身、クジラの脂身、サラダ、牛焼き、山菜天麩羅と次々に料理が並んだ。
『もう食えません!十分です、勘弁して・・・』と悲鳴を上げた。各なる上は、若いクライアントのお嬢さんに頑張ってもらうしかないが・・・・。結局、料理を半分以上も残してしまった。そういや、昼の雉料理も残しちゃったぜ。幾ら美味いもんでも腹に入るは限度有り、がよく判った。
で、限度のないのが「松つあん」の胃袋さ。否、食事じゃないよ、ドリンクのことだ。三杯が限度?三杯は三杯でも、腹一杯ならぬ腹三杯の吸い込みようである。一軒だけ知ってるよと云う、「クイーン」なるスナックで大いに破目を外した後、〆のラーメンだと拉致されて、ビール・餃子・タンメンで漸くお開きとなった時は、25時半となっていたそうな(覚えなし)。
然し、MATUDAさんのアルコールの吸い込みようは見事だったな~。サラリーマン現役時代に、運用のお姉さん方や、マスコミ相手に鍛えぬいてきた成果に衰えなしだ・・・。
火の国・肥後、歴史に名を刻む菊池一族の地に相応しい大人に出会った感あり。すっかり世話を掛けてしまったのである。