9/8(月) 今日、我がNATURAL社は、創立30周年を迎える。1984年のこの日に、創業j者「TUGAWA HIROMIKI」の手で、会社登記がされた。人間で云えば、三十歳はこれからが充実した人生のスタート時点のように思うが。会社にとっては、果たしてどういう時期なのか。
間違いなく云えるのは、人間の一生は精々が百歳前後だ。一方、会社は何百年もつづく、つづいている会社は山ほどある。そう考えると、我が社は漸く洟垂れ小僧を卒業する頃合いか?そう思えば、全てに得心する。これからが、大いなる成長の時を迎えるのだ。
ともあれ、三十歳の誕生日だ、盛大に祝いたい処だが、今回は粛々と祝うことにした。オークラや帝国で、祝賀パーテーィを開く程度の小銭は有るさ。それをしないのは、銭金の問題でなく、三十歳に相応しいだけの成長をした。との実感が得られないことだ。翻って云うなら、私が成長をしてないと云うことだが。
そんな次第で、今夕に粛々と缶ビ-ルで乾杯をし、紅白饅頭を配るに留めた。そんな静かな生誕祭があってもいいだろう。私の二十歳の誕生日の時のように、大いなる飛躍を夢見ていた、飢えた青年の頃のように。その結果がこの体落かもしれんが、私の人生もこれからさ・・・。
日の丸弁当でで 「祝 ナチュラル三十周年」
記念日の朝であったが、特にお祝い弁当を準備する訳でもなし。何時もどおりに、何時もの弁当作りである。昨晩は零時頃から本を読みだして、夜が白むまでつづいた。爽やかな朝の目覚めなど、訪れる道理はない。
何日か前に「唐揚げ用の鶏」を買って、眠らせていた。これを使ってやらなきゃ、ストライキを起してガスを放出し始めるに決まっている。そうなる前に、油の海で可愛がってやることにした。従って「鶏唐揚げ」と、野菜の素揚げ(ピーマン・南瓜)。
二品目は「野菜煮」(人参・蓮根・椎茸・万願寺・油揚げ)、三品目は「マグロの醤油照り焼き」、最後は定番の「卵焼き」、以上となった。
弁当箱に飯を詰める段になって、記念日のお祝いらしく「日の丸」の旗を掲げた。