オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

牛煮など

2014-10-30 | Weblog

10/30(木) 今月も明日で終わる。早いもので今年も残り少なくなってきた。秋の夕べは釣瓶落としと云うが、月日の経つ早やさにも驚ろかされる。この齢まで生きてくると、我が人生の釣瓶が何時落ちても可笑しくはないと実感するのは、秋の夕べの所為か・・・。

昨夜も8時過ぎに退社。何人かのスタッフが帰り支度だったので声を掛けた。『ちょいと一杯やって帰るか?』と。美味いハイボールが飲める「ローカーボ」に行くことにした。これで、三夜連続しての顔出しとなった。

店に来たスタッフはAOKI、YOSHIO、RIE嬢の三人。ハイボールを飲み、店の棚に鎮座していた陶器の瓶に入ったグルジア産の赤ワインを開けた。重からず、軽からずで飲み口のいいワインだった。今にして思えば、口を開け空気に触れさせて、眠りから覚ましてやるとまた違った味わいが楽しめたのかもしれない・・・。

この夜の話題は、もっぱら草創期のナチュラルのこと、かつて在籍した個性あるスタッフ達のことであった。YOSHIOは、草創期のメンバーだったし、AOKIも映像業界に入った頃から出入りをし、RIE嬢は入社してから十数年になる。個性的なと云うか、手前勝手と云うべきか御し難く、面白い面々との関わりがある。

あれこれを聞きながら思うのは『それぞれの場で、元気に生きてくれればいい』。これしかない。YOSHIOの若い頃の出鱈目ぶりに大笑いしながらも、散々に苦労をさせているカミさんが言うと云う「今が一番、過去には戻りたくない」の言葉に、生きてきた重さを知る。

明日もあると、お開きにしたのは22:20であった。駅への途中で「SEIJU]のママが道路に姿を見せたが、AOKIを人質にして素どおりさせて貰った。今朝聞くと、ベッタラ市の時の「お弁当ありがとう。美味しかった」と礼を言われたそうだ。

 

今朝は、老犬MIXの鳴き声で五時頃に目覚めた。十六・七歳になる犬で、目も耳も鼻も利かないが、餌を口に運んでやると食べるようだ。喰っているうちは大丈夫だろうが、我が身の行く末を見る思いだ。どうなっても、私も飯だけは喰らいつづけていそうだ・・・。

今朝の弁当は「牛煮」がメイン。生協の安肉を、タマネギ・椎茸・蒟蒻・長ネギで煮込んだが、肉の味に旨味がない。こんな安肉は、香菜で漬け込むか、濃いめのタレで味付けした方が良さそうだ。

                

他には、田舎の従姉が作った「白菜」を、薄揚げと飛魚出汁で煮た。アスパラ・ピーマン・シメジと小エビをオリーブオイルでソテーした一品。最後に刻みネギ入りの出汁巻卵で完成となった。卵焼を作っている檀家で、ご飯が炊きあがった。所用時間は40分であった。

                          

詰め合わせた弁当に「鰹の角煮佃煮」をちょろちょろと乗っけてお仕舞である。今日は二人分で、私の弁当はお休み。その代りに、弁当菜で朝飯をしっかりと喰った。これじゃあ、痩せないか・・・?

 

 

 

 

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