11/20(金) 今日の午後に帰京。高知は、17日・18日と雨であった。18日は親父の命日だが、雨で墓掃除もできなかった。仏壇にお供えの膳を供え、前日に買ってきた花を飾って終わった。
19日の天気を心配していた。若し雨なら畑仕事の柚子の収穫ができないのだ。もう収穫時期も終わりに近い、今回採らないと熟れ過ぎて、水分が抜けるのだ。柚子酢を絞るのに水気が抜けては意味がない。そんなことで心配をしたのだ。
19日、目覚めると曇り空ながらも東の空は明るい。止し、畑に出れると喜んだ。若し、雨だったら帰京を延ばさすともりでいたのだ。この日、11ケースの柚子を午前中に収穫。午後からそれを絞ったが、これが手間が掛かった。
柚 小ミカン
一つひとっ、手動の搾り機に挟んで押し絞る。力は要らないが、時間が掛かるのだ。結局、五時まで掛かった。収穫から、搾りまで妹が手伝ってくれたので大助かり。
都合、20リットル程搾れたか。最後は柚子酢を入れる瓶が足りなくなり大騒ぎ・・・。樹も小さいし、実が少ないと思っていたのでこれほど採れるとは計算外。採れ過ぎるのは困るんだ、始末に負えない・・・。来年はもっと採れるだろうから、売るか?
帰省中に従姉や親せきのKATUOを晩飯を共にした。何時ものことだが、この時にKATUOが、ポロリと「この前の大水の時に、鰻をすくった」と話した。しまったと言いながらも、ウナギを獲れと言われていたので、その鰻を持って来るとのこと。今時分の洪水では、鰻が下るそうな。
大水の中に入って、大きな玉網で掬うのだが、大洪水になると流されるので川に入れない。魚が増水とともに下る、人が水に入っても流されない、程々の洪水でないと掬いに入れない。丁度頃合いの増水・洪水があったようだ。鰻の大きさは650グラムとのことで、捌かないで丸のまま冷凍してあった。これを貰って帰京した。
安田川は前日からの雨で水量が増え、河底が見えないぐらいの薄鼠色になっていた。鮎漁も終わり、鮎は産卵のために河口に下っている。今回の鰻ゲットは、果報と云うしかない。
と云う、慌ただしく短い帰省であった。