10/7(金) 一夜明けて二十四時間が経過し、今日の弁当作りとなった。残りご飯があったので、炒飯かチキンライスを考えた。昨晩それを家人に伝えると「油ぽっくないのにして」と、注文が付いたのだ。ということは、住込みの弁当屋が作る飯は油っ気が多くて気に喰わぬと云うことだ 。あいよ~と、応えはしたものの・・・・・。
今朝を迎え、脹脛のこむらかえりの激痛に絶えながらメニューを考えていた。前日は十種もの菜を作ったが、今朝はシンプルに有り合わせの冷凍食品で済まそうと・・・・。冷凍コロッケ・冷凍シューマイ・鮭・メカジキが浮かんできた。その浮かんだ案を胸中にして台所へ。時は明け六つ、今風の時間に翻訳すると午前六時となる。
右足の脹脛が未だ痛かったが、少々の痛みや熱に負けてはおられぬ、住込み弁当人の意地と、波風を立てぬ円満の維持だ!。
手抜きを見破られぬように献立なければならぬ、加えて油っ気のないようにだ。然し今日のメニューでは難しいぜ!。冷凍コロッケもシューマイも、油で揚げるのだ。おまけに、ポテトも追加して素揚げの心算だぜ!炒飯もチキンライスも油を使う。これじゃご主人様の御下命に敢えて逆らっていると勘ぐられる・・・・。
思案六方だが、案ずるより産むが易し、横山のヤッサンだ。飯を炊けばいい、それだけのことだ。これで道は拓け、痛みに耐えて考えたメニューも生きようと云うものだ。早速、鍋で二合の飯を炊いたのであった。因みに今日の弁当は家人の分だけ、長女は夜勤明けで要らないのだ。
予定どおり、コロッケを揚げ、シューマイも揚げ、ジャガイモの素揚げも。鮭とタラコも焼き、メカジキは下味に漬けてソテー。こう並べりゃあ、ちょっと油っ気が多いな~と、我ながら胸焼けしそうだ。そこで、春雨サラダと卵焼きを追加。口直し用にと、山芋をソテーした。以上で、今日の弁当編はお仕舞だが、続きが・・・・・。
残り飯の始末があったのだ。これは、弁当人と居候の小僧の朝飯用に「炒飯」にすることにした。初心は貫徹するのみだ。志は貫き通すのみだ。
ピーマンとタマネギを刻み、ベーコンとウインナーをカット。加えて焼き鮭もほぐして加える。簡単ながら、一応チャーハンらしきものが出来上がった。これで、今朝の趣味講座はお仕舞となった。
今年の「ベッタラ祭り」まで二週間を切った。例年通りの出し物となるが、なんと言っても弁当を売れないのが残念だ。保険所と云う、お上の許しが出ないので致し方ないが、ここ数年は固定客がついてきたので尚更惜しいネ。
10月19(水)・20(木)日なので、是非とも遊びに来てほしいネ!。売り物外のよく冷えた生ビールと、土佐の山中で獲れたジビエ料理(猪&鹿)、種子島直送の安納芋、日本酒は「南 冷おろし」、特選焼酎の「伊佐美」でもてなしますので・・・・。特別に安田川の「鮎」焼もあるかも?(今年は脂が乗って来る秋になって台風が多く、川は洪水つづき、捕れないそうだが)。