8/30(水) 昨夜も「ローカーボ」に立ち寄った。七時前、HOYA兄いが本を取に来社。黒川博行の「破門」(直木賞受賞)が面白かったと言うので、このシリーズの文庫本の在庫を渡した。俺とYOSHIOは、この本の主人公、二宮と桑原のセリフを真似てランチ&ティータイムに遊ぶくらいに面白い。何も考えない、考える必要もないのがいい。
で、兄いに本を渡して一緒に社を後にした。さて何処に行くのか、するのか?迷ったが、暫く顔を出してない「高松」を最初の店にした。店は大繁盛ぶりで、二人掛けの小さな席だけが空いていた。夏らしい清涼感タップリの「金魚ソーダ」を飲りながら、出された松の実・カマボコを頂く。注文した、豆腐明太焼きをたいらげて店を後にした。
二軒目は「ローカーボ」だ。店仕舞いのカウントダウンが始まっているので、人形町に居るときはこの店に顔を出すことにしている。ハイボールを飲みながら、たった四年だったという店の歴史を辿る。
今夜も、箱一杯のCDの中から数枚を選び、頂戴した。
ローカーボを後にして、「セイジュ」の扉を押すと、珍しく奥のボックス席が満杯の様子。カラオケの声が響いていたので「カウンターが空いてますよ」の声をやり過ごして「ちょっぷく」へ。
ここも繁盛して大入りの客が。入り口のベンチ席に腰を下ろして、白ワインを頂く。隣に、以前顔を合わせた男が一人。笑顔で頭を下げてきた。前にどんな会話したか思い出せない・・・・。初見のHOYA兄いが、あれこれ聞いている・・・・。漸く思い出した、印刷会社の営業マンだったことを。名刺を貰っているが名前までは浮かばない・・・・まっいいか!
ワイガヤと飲んでいる内に、営業マンも連れて「セイジュ」に戻ることになった。東京出張の折に、こんな店もあるから使ってやれよ。そんな意味合いを含めてだが・・・。「ちょっぷく」の安酒を飲んでるようじゃ?かな?。
奥の席の客はまだまだ盛り上がっている。席を立つ様子もないし、下手な歌を唄いっぱなしだ。ママさんがこっちにも唄えと、転送機を寄こした。営業マンに一言『俺たちは、演歌縛りだからな』と、注文だけは忘れない。奥のグループのがなり唄が煩い、止めちゃうぜ!。と、唄ってる途中の曲を止めたが、クレームはこなかった。
そんなことで、夜明けブルースならぬ酔っ払いのブルースとなって帰宅した。カバンの取ってのネジが緩んで外れた。緩んでるのはオイラの脳味噌だけじゃなかったよ!
―閑話休題ー
土日の熱暑で、ベランダの胡瓜が枯れた。この暑さの中で二日間も水遣りをしていない、命尽きるも無理もない。一方、脇卓に載せた小さなボウルの中で「メダカ」達はすくすくと育っている。
総勢、十と三匹のはずだが、元気だ。1ミリにも満たなかった小っちゃいのが、1~2センチにまでなり、色もくっきりとヒメダカになっている。毎朝、指先で餌を擦り潰して与え、氷を二三個いれてやると、氷の周りに寄ってくる。花とオジサンならぬ、メダカとオジサンの微笑ましいシーンを、たのしんでいる。