オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

ハナミズ・・・

2017-08-08 | Weblog

8/8(火) 昨日から鼻詰まりの症状が現れた。昨夜は帰宅してから、塩水でうがいなどをしてから休んだ。にもかかわらず、今朝になると花水ならぬ鼻水が止まらない。汗をかき、冷房で冷えての繰り返しだ。案の定、風邪症状が如実になった。そんな八月八日の夜明を迎えたのであった。

昨日の夕刻前、御徒町に在る某社を訪問。七月から社長が交代したので、遅まきながらの挨拶であった。新社長に同席したのは、三人。こっちは、営業担当のITO女史と二人。なにしろ、同席した相手方、三人の内、二人まではかつて一緒に仕事をしている。関係からいうと、部下と云うことになる。

こう云う関係での会い方というのは難しいのだ。馴れ馴れしくてはいかんし、妙にかしこまったらお互いにケツがこそばゆくなる。へりくだってもいかんし、昔のように横柄な態度も嫌われる。相手方の社長への挨拶だ、旧知の二人への間合いの取り方と、社長との会話の進め方を探りながらである。

オイラも、すっかり大人になったものだ。とはいいながら、初対面ながらも共通の話題にはこと欠かない。そこが、かつて在籍した会社ゆへのよさであろう。

挨拶と営業売り込みをしてから、同席したうちの一人、KAKINUMA君と喫煙所にて一服。今夕、一杯やろうと声を掛けてあった。「このまま残って、行きましょうよ」と言うが、ちっと時間が早い。それに、いったん帰社の予定で訪問している。『アンタの方が人形町へ来いよ』と、時間を待ち合わせた。

五時半、人形町の改札出口で合流。何処へ行くのか~海鳥たちよ~、和・中・華とならべ、今夕の行先を問うも、希望は山梨県。では、中華ラーメンの店に行こうと、甘酒横丁から小網神社方向に向かい「三浦」へ。「三浦」は中華料理じゃなくて、中華ラーメンの店だが、摘み類は多彩でラーメンは絶品である。随分と顔を出していないので、久々に行くことにしたのだ。

「三浦」に着くと、未だ店が開いてない。入り口に、仕度中・六時開店の張り紙が・・・・。開店まで二十分あった。一本裏の通りに、天麩羅屋と居酒屋が並んであり、暖簾が下がっていた。居酒屋でビールを飲んで時間を潰すことにした。四十前後の板前と、その母親らしき老婆が営む、小体な居酒屋であった。ここのお通しと、一品だけしか頼まなかった、マグロ中落ちの作りと味が良かった。

三十分程で「三浦」に移動。台風来襲、大雨の予想があった所為か、通りは静かで店内も空いていた。ヤサイサラダ・イカ塩辛・餃子・煮込み豆腐を肴に、KAKINUMAはホッピー、オイラはハイボールを飲る。そして、仕事のことなど聞きながらも、何時しか昔話となる・・・・。

同じ職場に居たのは三十年も前のことながら、ついこの前のように思えるのだ。不思議だね~・・・・。そんな中で、Kがこの前飲んだ時と同じ話をする。

「俺がさ、悩んで高円寺のガード下の居酒屋に一人でいると。ARIさんがオネエチャンと入ってきて、お前なにを湿気た顔してるんだ。悩みがあるんか。なんて言っちゃってさ」「事情を話すと、そんなの行けばいいんだよ。いけば道はひらけるさ。て、言ったんだ」と、古い話を持ちだした。

先ほどまで、今の仕事での苦労らしきことを聞いていたのだが。その昔、Kが新規オープンするな展示施設への人事異動の内示をされて悩んでいた時のことになったのだ。高円寺、ガード下の居酒屋のシーンは覚えているさ。店に入って、ふっと先に目をやると、独り背を丸めて頭を抱えるようにして俯いていた姿を。

よっぽど悩んでいたんだろうな、あまりにも辛そうな姿だったので声を掛けた。同じテーブルに着いて、話を聞いた。勿論『なにを下らないことで悩んでるんだ。いきやいいさ。』と言ったのも間違いないはずだ。その時の俺は、既に社会貢献のセクションに就いていたはずだ。

他人にゃ云えねえが、社会貢献室への異動を耳にした時、俺は会社を辞めようと真剣に考えてたから・・・・。処が、他所で生きていく自信がなくて辞めれなかった。悶々と会社に出ている内に、その仕事が面白くなった。そんな背景があったからこそ、Kにも『心配するな、道は拓けるさ』なんてようなことを言ったのは、間違いない。

然しKのやつ、そんな古いことを、シーンをよく覚えているもんだ・・・・。感心するぜ!

外の雨は、一時は激しく、暫くすると小止みに。そんなことを繰り返していた。仕上げに評判のラーメンを頼んだ。Kが、お腹いっぱいと言うのを無理に三分の一を小鉢に入れて渡した。オイラも腹いっぱいながら、残りを喰った。腹が苦しい・・・、されど辛胡麻ラーメンは旨い!

帰り際に店主のMIURA大将が出てきた。顔色は上々の艶々、髪の毛は落ち着いた茶系にして男前を上げていた。鮎のことを訊かれたので、未だ小さくて脂がないけど、丁度田舎から届いたので少しだけど届けますよ。と云って、店を後にした。上手い具合に、雨は降ってなかった。

 

会社のベランダの胡瓜が、週明けにグッタリとしていた。土・日に水遣りが出来なかった所為か?葉も随分と干からびてしまった。一本だけ大きくなってきたが、他は伸び悩み。枯れ葉を取ったが、これからどうなるのかな?。メダカの方は元気よくスイスイと泳いでいる。すっかりヒメダカらしい色になった。

                             

 

 

 

 

 

 

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