10/9(火) 台風25号のもたらした季節外れの暑さが去ると共に、三連休明けとなった。先週、木曜日~土曜日まで久々の金沢市に居た。故 大澤重樹さんの墓参と、奥様とお嬢様にもお会いできた。
大澤さんの下で一緒の時をすごしたIMAI君との墓参旅であった。午後三時過ぎ、金沢市野田山の墓地までタクシーで向かったが、墓所には既に奥様とお嬢さんが待っていた。ご無沙汰の挨拶を交わし、墓前に額づいた。寺町のご自宅までお嬢さんの運転する車に同乗し、伺うことになった。お宅にお邪魔するのも久方であった。以前にお邪魔した折には健在であったお婆さんは、既に鬼籍に。仏壇に手を合わせた。
大澤さんご夫妻に仲人をして貰ったIMAI君の婚礼の写真などを出して下さっていた。写真を見ながら、往時のことなどを語った。大澤さんが逝去されてから、早や三十余年が経つ。四十九歳と余りに早い旅立ち。一昨年、33回忌の法要を済ませたとのことである。お孫さんのことを嬉しそうに話された。
一時間ほどお話をし、そしてお暇をした。浅野川縁をIMAI君と歩きながら過ぎ去りし日の思い出を語る。来れて良かった、来てよかったと実感する。一つ残念であったのは、同行予定であったMURAI君が母親の看護で来れなかったことだ。富山に在住しているので、翌日の午後に富山まで出向くことにした。
その夜は、二人で寿司店のカウンターに坐して静かに金沢の夜の訪れを味わった。
十六年前になろうか、サラリーマンを辞めて暫くゆっくりとする時間を作った。その折、金沢を訪れた。大澤さんの墓所を訪れ、そしてお宅にも伺った。奥さんが言われたのは「十五年ぶりかしら、一周忌、三周忌以来ですねぇ~・・・」そんな会話をしていたと判ったのは、帰京してから往時の日記を開いたからのこと。
その日記は5月24日の日付で『大澤のお参りで金沢に。ご自宅を訪ねて奥様と話をする・・・・前段の奥様の話が』と記してあり、つづいて『それ以来も、何度か金沢を訪れ、お参りをした云々』なんてことが記されていた。その折であろうか、奥様のお母さんから頂いた手作りの手毬は、今もガラス書棚の中に飾ってある。
部下であった当時の大澤課長と云うべきか、最後の職位の局長と呼ぶべきか迷うが、大澤さんのお蔭で、金沢が特別な想いのする土地なったことは間違いない。
翌日の金曜日、金沢も朝から暑くなった。31℃になるとの予報。IMAI君を誘って、観光客のメッカといえる「近江町市場」から「兼六園&金沢城」を巡った。数えきれないほど来ている場所ではあるが、素晴らしい景観である。
午後、新幹線で富山に向かった。三十分足らずで到着した。富山駅で母親の入院先から駆け付けたMURAI君と再開。私は彼とは何度か会っているが、中央学園で同期のIMAI君は久しく会ってない。駅脇に在るコーヒー店で、お茶をしながら話をするも、親のこと自身の病気(Mは食道ガンで全摘)、来し方行く末であるのは何処も同じ。
MURAI君が戻った後、IMAI君と市内循環の電車で一巡した。富山は小さな街なので、あっという間であるが、小さな城の周りをゆっくりと走る新型車両は、乗客も少なくのんびりであった。駅に戻り、昼食が未だとのことで駅ソバを食した。富山名物の白エビの天麩羅入り蕎麦は500円であった。
富山からの金沢への帰りは、普通電車で戻った。各駅停車でまどろみながら車窓を眺め、乗り降りする乗客をウオッチするも、何処とも変りはしない。二日目の夜も寿司店となった。街中を闊歩する気にもならない。静かに閑に金沢の夜は更ける・・・・。
翌朝、9:45分金沢駅発のバスにて小松空港へ。そして11:25分発JALにて予定どおり帰京。
区切りの私の墓参は、未だ六墓所残っている。今月には参りたいと思っているが・・・・。明日から帰郷し16日まで滞在する。今回は中々忙しい帰郷である。
母の没後処理を今回で済ませたい。11日はKATUTA君夫妻が墓参に来てくれるのだが、遥々愛媛県の久万高原町からだ。泊まってくれればいいのだが日帰りするとのことだ。ランチを我が家でご一緒頂くように願っている。
そして、12日の夜は滅多に出ない高知市内へと。来春の県議選に出馬の準備を進めている、若いNISHIUCHI君の応援と、一区切りした私の御礼の意味合いで、知人と懇談する。私を含め六人での懇談である。
そして翌土曜日、東京からの後輩二人を案内し、名所?巡り。この夜は拙宅に泊まっていただくが、なにしろ短い滞在である。見所と時間のやりくりに苦慮する。帰京の日曜日は、お奨めの「日曜市」を案内したい。せめて二泊して貰えれば、少しゆっくりして頂けるのだが・・・・。
と云う処で、時間が来た。今朝の弁当写真だけ紹介します。今朝は豚肉中心であった。豚ステーキにピーマンの豚肉巻きなど・・・・。
今夜は、月例の「モナリザ会」と「セイジュ会」がある。人形町と銀座を往復するが、「ローカーボ」も「ちょっぷく」へも顔だししたい・・・・。江戸に戻ると夜の場が忙しいい・・・・・。今や、夜だけではあるが!。