自治会入閣

今の住まいに入居11年を過ぎ、とうとう回ってきました。
来春から自治会の班長です。
で、その班長の中から、
会長以下『閣僚』が選出される訳です。
ほかに仕事の内容があいまいなものも含め多数係りも存在します。
28人の班長の中、平の班長職のみの人は10人もいません。
ほとんど何かに当たります。

その選出会議が今晩あったのです。
「紛糾」とはこういう状況か、という集まりでした。

「しゃーないな、会長やったるわ」

なんて言ってくれる人がいる場合は別ですが、
大抵の人は何もやりたくないのです。
最終手段のくじ引きにもつれ込んでも、尚、調整が必要です。
役職、係りの内容によっては満たすべき条件もあるからです。

自宅にしょっちゅう人が訪ねて来る仕事の場合、
できるだけ在宅時間の長い人でなくてはなりません。
自転車でパトロールとなれば、自転車に乗れなくては論外です。

『書記』比較的楽な仕事内容です。
ただし、絶対条件として、PC等での書類作成ができること。
私は見事ここに滑り込んで、他の大役を回避しました。
自宅のPCにはオフィスソフトが入ってなかったので、無理かと思って、
あれやこれやと質問していたのですが、
わずかな量なので、会社のお昼休みでもできそう。
つまりは時間があるなら、誰でもできそうなのですが、
PC普及率が極端に低い住宅の悲しいところで、
該当者は私を含めわずか２人。無風選挙でした。

新班長の中にひとりだけ知っている人がいて、
ご主人ができるから、引き受けようか考えていらっしゃったのですが、
話をしているうちに、私が横取りしたような形になって、悪かったな・・・
その方は、会計に当たりました。しんどい仕事です。ごめん！

何も当たらないにこしたことはないのですが、
できる範囲の仕事に収まってよかったです。

１０年以上住んでいる住宅なのに、知った人が極端に少ない私。
これで、お話のできる人が少し増えるでしょうか。