*165*はこうやって・・・

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*165*の日々です

絵本

2010-02-22 22:32:41 | 学・楽・感
娘の学校の卒業制作展で特に印象に残った作品、
それは、絵本の装丁でした。

美術コースの、と言うには、特に絵が上手と言うわけではありませんでしたが、
書店や、図書館にこれがあったなら、
手に取ってみたいと思わせる作品でした。

テーマやお話の展開がとてもよくできているので、
何か参考にしたものがあるのかと思ったのですが、
娘にきいてみると、どうやらオリジナルのようです。
それなら、なおさらすばらしい!

「大切に思っているものを奪われていく」というエピソードが、
何人かの人達で繰り返されているものでした。
奪われたものは、本当に大事なものだったのか、
それが、なぜ奪われてしまったのか、
そして、どうすればいいのか、
そんな問い掛けが隠されているようでした。

短い文章と、特徴的な大きな絵で、
小さい子どもには、もちろん楽しめることでしょう。
それが絵本です。
大人にとっては、考えさせられる内容も含んでいます。
ご時世でしょうか、環境問題にも触れられていました。

絵本原画展に出品してみてはどうでしょう。
ボローニャは出品作品全部に評価は付けてくれるそうですから。

今年、娘の同級生がプロ漫画家デビューするということですが、
他にもチャレンジして欲しいものです。
まずは、学校が、いろいろな情報を持つことですね。
コメント
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