マイmy巷話

マイMy巷話(かんわ)は「私にはそう見える!」ものを儘に書いているだけの話です。

さよならベッコウマイマイ

2012-11-26 | いきもの(かたつむり)
先日東京に木枯らし1号が吹いた朝、ケース底の砂利のなかでベッコウマイマイが死んでいるのに気づきました。





その前日の写真がこれ。
このところ動きが鈍くなりじっとしていることが多く、しかも殻口から内側の身がはみ出てきたな…(ヒトと違いお肉がはみ出てくるのはかたつむりの場合、老化の証拠なのです)と案じていたら…翌日ポックリ死んでましたよ。



ホントに変わったヤツだったため、いろんな意味でとても残念なのです。。。
そして、どーいうところが変わっていたか…?は、次回書いてみたいと思っています。



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北丹沢・袖平山北尾根歩き

2012-11-23 | 山(丹沢)
初冬の北丹沢を歩いてきました。

山梨と神奈川をはさんだこのあたりの辺境の山へのアクセスは1日数本のバスしかないため、それこそ「ディープ丹沢」なのです。

今回目指すは袖平山。
そして、1度歩いてみたかった北尾根下り。。。


袖平山は丹沢主陵をパノラマワイドに眺める展望の素晴らしさと頂上がカラマツで囲まれてなんだか控えめな雰囲気漂うところが交じりあって、とても魅力的な山なのです。


ここを訪れるのは二度目。

しかも、あの辺にぐるりと見える有名無名の山を歩き尽くされている方と本日は一緒でして、ますます楽しい山行きになりました。



今回のコース
平丸バス停~登山道口~東海自然歩道・平丸分岐~黍殻避難小屋~姫次~袖平山~北尾根経路~東野バス停

…と、いろいろ見ながら話を聞きながら…のノンビリ楽しい7時間の山歩きでした。





麓から登りきったあたりのカラマツの冬木立。
平丸バス停からの上りは以外にもとても歩きやすい道でした。




東海自然歩道の朽ちた階段。
このような箇所もありますが安心して山道を楽しむことができるのが全長約1700kmの東京から大阪までの散歩道(どんな散歩よ!?)「東海自然歩道」なのです。





黍殻避難小屋手前の明地。突然このような山奥に広い空間が…。





黍殻避難小屋にて。
話には聞いていましたが避難小屋というよりもこれは山小屋ですね。ひょっこりと山小屋の主人でも現れそう…。。。



これめちゃくちゃデザイン性の高いストーブなのです!うちにあるジュークボックスをとっとと捨ててこれを飾っておきたい気分です。





東海自然歩道最高地点1433mに聳えるブナ。(ちなみに袖平山は1432mだからこっちのほうが高いのか!)
このあたりからブナの木がポツリポツリと目立ってきまして…その先、カラマツの木立が見え始めれば…。




開けた姫次に。
お天気良ければ正面に富士山と丹沢の主陵が眼の前に広がります。




そして袖平山はもうまもなく。残念ながらカラマツの紅葉はすでに終わってしまいましたけどね。
後ろに見えるのは大室山。北丹沢のシンボル的存在でしょうね。実際行ってみると集落のどこからでも一際目立っていました。




見晴らしのいい袖平山直下のベンチ。二年ぶりに眺める蛭ケ岳から檜洞丸への山並み。


そしてそこからカラマツ林を少しだけ登りきれば…。。。




袖平山に到着!
ウチからここに来るまでかれこれ7時間!次はいつ来れるでしょうか。。。



そんな思いを胸に…下山です。。。。





北尾根直下から見上げた袖平山山頂。
いつもと違う角度から見上げた山の「顔」はどんな山でも小さな感動があります。




カラマツ模様から一変。自然林の尾根へ。。。




その先P944からは標識の通りに進路を右にとり、地図上では切れた箇所の合間を縫うような尾根を落ちていきます。。。はい。「降りてく」んじゃなく「落ちてく」んです…。




こんなにきれいな紅葉も山のステキなアクセサリーなはずですが…。。





やっぱりここも「落ちていきます」。




そして植林のなか、2本の仕事道を横切れば…。





尾根歩きは終了。堰堤のある開けた場所に。足下には袖平山への道標が控えめに存在します。

ここからバス停まではだらだらと林道歩きが続きますが、ご一緒の方がいると時間が経つのも早いもの。。。







帰途はやまなみ温泉行きバスを乗り継ぎ藤野駅に。

やまなみ温泉バス停ではちょうど地元の小学生らの下校時間と重なり、子どもらは自分んち方面の小さなローカルバスが到着するたびめいめいに乗って帰っていきます。

それが、そのたびにバス停で見送る先生らが両手いっぱいに手を上げて、ずーっとさようならをしているんです…。
明日もまた会えるはずなのにもうあえないんじゃないかってくらいに、バスが走り過ぎるまでずーっと。。。

きっと毎日毎日この山のなかの小さなバス停ではこういう光景があたりまえのように続いているんでしょうね。
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フクロウの羽をいただく

2012-11-06 | いきもの(その他のケモノ)
週末、ご近所のフクロウ「くまちゃん」のご主人が自ら手打ちのうどんをご馳走して下さるというので、お邪魔させていただきました。

その日のくまちゃんは来客も多いことからお隣の部屋に入れられて、声だけがホーホーと💧
じぶんちなのに不自由させてゴメンね、、くまちゃん。。。



でも、ちょうどいまは羽の抜ける時期らしく、こんなにきれいで大きなくまちゃんの羽を思いもかけずにいただきました❗️

もしかして…これが「フクロウの風切羽」といわれる羽根でしょうか!?

ご存知の方も多いでしょうが、フクロウは飛ぶ時の羽の音が他の鳥と比較してはるかに小さい、もしくは無音だといわれています。



それは、この風切羽の構造によるそうです。
この羽根の縁のギザギザが空気を逃がして音を抑える役目を果たしているんですって❗️

しかもこの構造を研究して、ヒトは音を抑えるためのいろんな技術に役立てているそうです。
たとえば新幹線のパンタグラフ設計への騒音対策は代表的なはなし。



隙間からそーっと覗くと、まるで部屋の置物のようなくまちゃんがいましたっ笑

普段は半開きの眼で一日のほとんどはこうやってじっとしているそうですよ。。



フクロウの羽についての他の話は、ここから!


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