マイmy巷話

マイMy巷話(かんわ)は「私にはそう見える!」ものを儘に書いているだけの話です。

雷(イカヅチ)神社で大山詣で(丹沢歩き)

2012-12-25 | 山(丹沢)
マイナーだけれど変化があってなかなか楽しい伊勢原市のハイキングコース「天神尾根」を日向林道まで降りてきたところからの続き。。。

このコースはなんだか以前よりも道標や道が整備され、歩きやすくなっていた気がしました。
あっ、でもこの路、夏場はヒルと蜘蛛の巣地獄~!ですからくれぐれもお気をつけくださいね。

そして、日向林道(車道)からは大山方面へ歩を進めます🐾
今日は頂上には登らず、大山見晴台まで。。
年の瀬最後の大山詣でをしたいと思います。



右手に日向林道を見下ろしながら道をすこしショートカット。






植林のなかどんどん高度をあげていきます。
正面の美しい杉木立は「東芝の森」だそうです。





そのまま長い林道歩きが続きます。

途中、なんにも持たない普通のおじさんと普通にすれ違います。
じつは今日の山歩きですれ違ったはじめてのヒトなんですけど…😅

それにしてもなぜか山で「フツウ」って言葉はなんだか違和感ありよね。






4~50分ほど山沿いをうねるように辿る長い林道歩き。
確かに単調ですが、救われるのは谷側が開けているので、相模湾から大山までの景色を終始楽しむことができるため、飽きがきません。





いよいよ林道終点に到着。
突き当たりの柵を開けた先を少し降りていき、大杉を回り込みます。
このあたりは足元がかなりおぼつかない場所なので要注意⚠️






その先、大山雷神社の社はいきなり現れます。
こんな秘境のような場所に神様は鎮座しているのには、毎回びっくりなのです❗️





お宮の裏手に目を凝らすと、麓へと続く階段路があったことが僅かにうかがえます。
急登ながらも昔はきちんとした道で人が参拝していたのでしょうね。。
いまはきちんとそこを辿れるのは鹿くらいでしょうか…😑


はらはらと粉雪が舞ってきました。気温はちょうど0度❄️❄️





来た道を戻るには果てしなく時間もかかるため、お宮の横から続く急な尾根を上がっていくことにします。



見晴台のあずまやに出ました。



こうして、約4時間半のマイナー道散歩は終了。
さて、おうちに帰りましょうか…ケーブルカーでね!


*雷神社周辺はかなり急峻な地形で滑落の恐れがある危険な場所です。
装備のない山歩きはお勧め出来ません。




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日向薬師から天神尾根へ…(丹沢歩き)

2012-12-24 | 山(丹沢)
案の定、今朝は早起きできませんでした。。。

そんなわけで遠出は出来ず、伊勢原から日向薬師行きのバスに乗り込みまして、林道歩きを交えた大山周辺のマイナー道をぶらぶら廻ってきました。

終点の日向薬師バス停で降りたのは私だけ。。
しかも大山の見晴台までの4時間近く、たった1人!しか歩く人に会わず。
ここ、どれだけマイナーなルートなんでしょうか!?


まずは日向薬師裏手に続く薬師林道を歩けば、左手に観光用の周辺マップが見えてきましたので、歩いたコースの一部を赤印でここに書き込んでみました。



しかし…見れば見るほどこの地図かなりアバウトなんですよ!

例えば左上の道(梅ノ木尾根)なんて見ての通り「山道」😯
んなこと、どっからどうみてもここ海じゃないんだから誰だってわかってるしっ💦

…そういえばワタシ以前、まさにこの「山道」の山んなかあたりで、迷い込んだ数人連れの年配女性ハイカーに「山はどっちですか?」って聞かれたことがあったっけ…あれもホント謎だ。。




そんなこんなでテキトーに看板にツッコミを入れてから、近くのなかなか楽しい小尾根から、「山道」(梅ノ木尾根)目指して登りはじめました。





クヌギの枯葉に横たわるきれいなヤママユの雌(たぶん死骸)




きれいなツチグリも発見!

…とキツイ登りながらも楽しいウォッチング。





そして、「山道」…もとい梅ノ木尾根に着きました。
ここはいつきてもいい尾根です。。




すぐさま、指している方向がとんちんかん?な天神平の道標が見えてきました。


そのあと尾根を外れて下ることに🐾


と、いうのはなんだかあのアバウトな観光マップに書かれた、天神平経由で天神尾根を下ってみたくなったのでした。
ますます、マイナー路に突入ですね!




もったいないくらいに立派なあずまやのある天神平に続く道。



こんなに開けていてもワタシたったひとりの天神平。。。さすがマイナー登山道。



その先ジャンク(笑)なベンチのあるP335までひと登りします。



そこにはまたもや、とんちんかんな方向を指す道標があるんですよ!
だって梅の木尾根はそっちじゃないしっ。そっち行ったって道はですからねー❌


で、私は日向林道の方に降りていきます。



木の階段の残骸と細い踏みあとの続く尾根を丁寧に辿れば…




谷間に合流。
以前、登りで使ったときはこの取り付きがわからずに、かなり谷間を無理して尾根まで登ったような記憶があります。





沢を渡って、ふもとまで到着。
もう一度この天神尾根のハイキングコースを振り返ります。

どうみても「初心者入るべからず」の気が漂っていますな🤔




再び、立派な道標があらわれました。
そのすぐ先は日向林道です。




途中、立派で頓珍漢!な道標が建っているのに、この天神尾根の入り口にはなんにも指標はありません。
目印は日向山荘の先のすぐ右手、この大石が目印ですよ~。

まっ、ご興味ある方は少ないと思いますけど…。


なんだか無駄に長くなったので続く!

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かたつむりのご入浴

2012-12-20 | いきもの(かたつむり)
先日、インチキ冬眠から目覚めてお腹も適度に満たされたかたつむりくん。


その後はというと。。。




こんな風に半身浴をはじめました。

ちなみに一晩たってもまだご入浴中。アナタって…かなりのお風呂好きだったのね。。。






一方、こちらはご近所のお宅にお住まいのフクロウ、くまちゃんのご入浴シーン。
くまちゃんのご主人から先日届いた貴重なワンショットなのです。







うーん。。。こうなると空のモノとも陸のモノともわからない不思議ちゃんに見えますよ~。くまちゃ~ん!






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手からエサを食べるかたつむり

2012-12-17 | いきもの(かたつむり)
キャットフードのTVコマーシャルであるじゃないですか~?

《はじめて手から食べてくれた~》

って。。。

そんなの、うちのマイマイだってとっても上手!にやりますぜ~。





これヤツらの大好物のザリガニ用のエサね。




それをインチキ冬眠から昨日目覚めてウダウダしている一匹にあげてみるとですね…。



《おやっ!》



《これは…もしや…ウマウマの…》




《あれじゃん!パクリ!!》



ってまぁ、「じゃん」といったかはわかりませんが…ヤツらの心の声を代弁すればそんな感じ?




そしてエサを頭で抱え込むようにしてムグムグ…。。。。



どうです?このニョロニョロも思いのほか結構カワイイでしょ?





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かたつむりと肺呼吸

2012-12-13 | いきもの(かたつむり)
寒波到来。先日の景信山では高尾の冬の風物、霜柱をみることができました。

そんななか、毎日がおいしいものを食っちゃ寝状態のウチのかたつむりらはというと。。。




こんな感じ👀


冬場もテラスのある暖かい部屋にいるにもかかわらず、厳しい自然界に生きるかたつむりのごとく、一丁前に殻のまわりに膜を張り冬眠のフリ?をしていますね!

フリというのは、完全に寝入ることはなくて、気まぐれに起きたり寝たり…の連続だからなのです。


そんな冬の気まぐれかたつむりくんたちのケースでたびたび見られる光景を。。




パラフィンのように見事な膜を張って蓋の裏にくっついていた貝が落っこちています👀

これは仲間の貝に膜を食べられて、落下した結果なのです👆
この膜が貝らはなんだか好物らしいんですよね😅


ところで、実はかたつむりって貝類のなかの有肺類に属しているのです。
(ヒト同様に肺呼吸ってこと)


そして殻口にある呼吸口で冬眠中もしっかりと息をしているため、膜に小さな空気穴が開くわけです。

それにしても…薄い膜にまるで針で刺したかのような穴を作るのはなかなか職人技だと思うぞっ🤔




ちなみにこの貝も仲間に膜を食べられて落下していますが、身体が奥に入りすぎているため、おそらくしばらくは起きそうもないな😅


こんなことの繰り返しが冬のかたつむりの暮らしなのです。。。



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かたつむりに関するおもしろい論文を見つける

2012-12-01 | いきもの(かたつむり)
先日ここに書いたことで少し早いが、ベッコウマイマイの喪も明けたってことに…。。。



一般的には親しみやすさがある一方、今回のベッコウマイマイがいい例のように生態がかなりの謎に包まれているかたつむりくんたち。
私もかれこれ5年近く自分の寝床のとなりにケースを置いて絶えず眺めているのです。
(実はこのかたつむりネタって酒場のお姉ちゃんらに結構ウケるんですわ…)


そして日々眺めていると、いろいろなかたつむりの生態が垣間見えてきます。

たとえば、種類を越えて皆ニンジンが大好物とか…なぜか狭い隙間に集まって皆で寝ている、もしくは産卵しているときがある…などなど。
そんな心には思えど特に表に出さなかった素朴な疑問を立派な論文にして、県から科学賞をもらった人のPDFを偶然あるサイトで見つけちゃったのです。


その論文の作者はかたつむり飼育歴4年とまさに私のキャリアに近い、小学6年生!

タイトルは、
「カタツムリのえさと産卵の関係 台風とカタツムリの行動の関係」



これを読んだとき思わず、ウ~ン…なるほど!アナタも飼っててそう思ってましたか…って感じ?
何がなるほどか?というと、、、この人いわく、かたつむりのニンジン好きにはちゃんとした理由があり、きゅうりよりもニンジンだけを食べる個体の方が産卵回数が多いことを実験で裏付けしているんです。


また、台風が来ると落ち葉の下や土のなかに皆集まって潜る行動が見られる理由についてはきちんとデータをとって推測しているんです。結論的には気温や湿度ではなく「気圧」に関係があると。

…なかなか興味深い内容の論文でしょう?(って私だけですか!?)



ところで、こんなこと子どもだから書けるんだ…と思ったら大間違いですよ~。

子どもという生き物はただ知識が未熟なだけであり、それ以外は大人と何ら変わりはない、むしろ余計な知識だけを残して生き物としてのいろんな能力を大人のほうが失っている…ということを日々私は職業柄ですけど実感していますから。。。

まっ、おそらく向こうもおんなじこと思っているはずですけど。
だって、最近の子どもって私のような大人に対して「アナタ」もしくは「アンタ」って呼ぶんですから!





*論文にご興味ある方は、「静岡県理科教育協議会 理科研究論文集」のなかの小学校の部を探してみてくださいね。



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