オトナ貝の住まいに同居をはじめたチビくん。
相変わらずうまうまに目もくれず、今日はエレキング模様の親貝を乗り物🚐にして、勝手に盛り上がってました😅
若い貝の殻は瑞々しい😌
ホント羨ましい限りだな。。。
で、こちらは一年を過ぎたかたつむり。。
よくみると殻の外皮が少し剥がれていますな👀
ヒトも然り。
冬の乾燥はやはり天敵なんでしょうね。
薄皮だけが見事にめくれ上がっています。
…で、貝ぬしはふと前から気になっていたことを、この貝でひとつ試してみたくなりました💡
それは、かたつむりを使ったバイオ実験👆‼️
かたつむりの殻はどんなに汚くなっても、水で流すだけですぐに汚れが落ちるといわれているのです。
わが家の貝の場合、自分や他人の💩を背中につけたまま、フツーに徘徊してるのをよく見かけるんですけど、、😅
ま、一般的なはなしに戻すと、かたつむりの殻はいつもキレイなんだとか。。
その理由は科学的に実証されているらしく、殻の表面を電子顕微鏡で覗いてみると、一面にナノ単位の細かい溝が張り巡らされて、そこに空気中の水分がいつも付着しているため、汚れがその上に乗っても水洗いだけで簡単に滑り流されてしまうんですって!
現在は、その機能を応用して建物の外壁も開発されているそうですが、そーいう生き物の優れた機能をヒトが利用してさまざまな技術に活かすことを、バイオミメティクスというらしいですよー📖
難しいことはさておき、、
本当にかたつむりの殻の汚れは水拭きだけで簡単に落ちるのか?と前から思っていたわけなのです🤔
そこで、ちょうど外皮が剥がれたこの貝に、永年の貝ぬしの疑問を答えていただくことに。。
方法は油性ペンで外皮が剥がれた部分と、剥がれていない部分に小さな点を付けたあと、水拭きをするというもの。
すると、、👀
なるほど、、😯
拡大すると、外皮に覆われた場所のペンの●は、見事に消えていますっ❗️
一方、外皮が剥き出した部分の汚れは、まったく落ちていませんね。。
やはり、かたつむりの殻の優れた機能のはなしは本当だったようです。
もすこし突っ込めば、殻、、というよりも殻を覆った外皮が優れていた❗️とも言えるでしょう。
つまり、外皮が老化や環境に拠って調子が悪くなると、かたつむりは薄汚くなる、、ということか🤔
それで思い出すのは、昨年末に鬼籍入りをした6年近く生きたこの貝。
最晩年はこんな感じに寝てるだけでも辛そうな顔になっていましたが、いつも背中が苔むしていて、いくら洗ってもすぐに戻ってしまうのでした。
これも、かたつむりの最先端のバイオな機能✨も、やはり歳月には勝てなかったという一例でしょう。
そう考えるとあの緑の苔に今更ながらなんだか哀れを感じてしまった貝ぬしなのでした。