マイmy巷話

マイMy巷話(かんわ)は「私にはそう見える!」ものを儘に書いているだけの話です。

歳納めと かたつむり

2024-12-31 | いきもの(かたつむり)


少し遠出をして歳納めの参拝に。。🐾



山寺の参道に続く古い石垣にはたくさんの貝の抜け殻が転がっていますが、これはニッポンマイマイでしょうか。。



どうやら、苔むした石の隙間は貝らのアパートらしく、また、季節の良いときに来てみたいものです。


さて、歳納めのわが家の貝はといえば、、



1番小さいちびちび貝は竹炭のなかにこもったまま、果てしない充電🔋を続けているようですね👀



その向こうには、卵の殻をゆりかごにして、昨日からずっと憩んでいる貝の姿が👀

このゆりかごは小腹が減ると、カルシウム摂取も出来る優れものだったりするのですっ笑



お次のヒダリマキ貝は、、、👀

どうやら、いつもの場所には見当たらないので、他で隠れているらしい❗️



そして、ヒダリマキ貝と交尾を行った疑いが濃厚の右巻き貝で最後は締めくくりますかっ👆

あれから1週間が過ぎて、アタマの横から飛び出たままの生殖菅が、やっと引っ込んで、貝ぬしもひと安心😮‍💨なのでした。。。



そんなわけで、今年も他愛もない貝ばなしをご覧いただきましてありがとうございました。
貝に代わってお礼を伝えたいと思います笑



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その後のミギとヒダリのかたつむり

2024-12-25 | いきもの(かたつむり)

右巻き貝と左巻き貝が交尾をすることはありえない、、という都市伝説笑を覆した疑いが大いにありうる、わが家の貝のその後をご報告したい👩‍🎓



まずは、桜の枯れ葉に埋もれたなかで隠れている左巻き貝から。。

どうやら、この種は樹上よりも下に潜る方がお好みらしく、寒くなってからは、ほとんどの時間をこうして動かずに、お腹が減ってはあたりの腐った葉っぱを食べて過ごしているのです。



そんな左巻きくんが、精ほうを貝ぬしの目の前で、いきなり排出した❗️のが、3日前。。。



どうやら、いまはアタマの左横の生殖菅も引っ込んで、いつもと変わらずに葉っぱに埋もれて、ひとり隠れん坊を楽しんでいるようです。


ま、好しということで。。



一方の右巻き貝👀
なんだか、アタマを水につけたまま、飲むでもなく、じっと動かずにいるようです。



というのも、あれからずっとアタマの右横から生殖菅が出たままなんですね💧まいったな。。


貝ぬしの推理🕵️では、、
おそらく、なんらかのかたちでこの2匹は禁断の交尾を行ったはよいが、結局ともに自分の精子が入っている精包というクリスマスプレゼント🎁を相手に贈り届けることが出来ず、左巻き貝はその場ですぐに捨てた💔ものの、右巻きはまだ残したままなんじゃないか、、と。
一応、補足をしておきますと、かたつむりは雌雄同体なので、交尾はお互いに自分の精子を相手に送ることで成立するのです。


実は貝ぬしは、これまでも右巻き同士の交尾でも、一方の貝がこうして管が収まらないままにいるのを、たまに見ているのですが、そーいう貝はあまり長生きしないことが多いんですよ。

それは、自分の恋の傷を💔身体に精包を残したまま、ずーっと引きずって過ごしていたからなんですね。。。
なんだか、今回ばかりはやけに実感したぞっ😭


そんなわけで、ちょっと複雑な気分の年の瀬なのです。


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左巻きと右巻きかたつむりの交尾

2024-12-22 | いきもの(かたつむり)
冬場の貝は動きが鈍くなるため、なんとなく世話の具合もいい加減になりがちなのである。

が、思いもかけないことが、今朝あったのでしたっ💧💧



ケースの蓋にくっ付いてる貝をふと見ると、、



右のアタマの横から生殖菅が少しだけ飛び出ていることに気づきました👀



そんな隣にも、同じく管が出ている貝がいることから、どうやら冬場にも関わらず、交尾が終わったばかりのようですねぇ。。


で、貝ぬしは気づいた🤨


もしかして、こいつら、左巻きと右巻きの貝じゃね⁉️




そうなんですっ💧
梅雨どき、この2匹をしばらくの間、同居させていたこともあり、その後、他の仲間らのケースに移っても、変わらずに相性がいいとは思ってましたが、ホントに交尾をしたのでしょうか。。。



と、そこで、ヒダリマキマイマイの生殖菅がどんどん伸びてきましたっ😳



これは、、精包と呼ばれる精子の入った包みのようですね❗️
この細い管先の鍵状のなかに包まれた精子を、かたつむりは、お互いに挿入をした管を通して、相手の体内に送ることで、初めて交尾は成立するというわけなのです。



ということは、、🤔
この左巻きくんは、今回、交尾をしたとするなら、相手にクリスマスの贈り物🎁を届けることが出来ず、まさにいま、体内から虚しく捨ててしまった💔ということになりますよね。。。



なんだか、いつもは元気な左巻きくんも、自ら捨てた精ほうを前にして呆然としているようですが、、大丈夫か❓



それにしても、左巻きと右巻き貝は生殖口がアタマの左右逆側に備わっているため、上手く交尾が出来ない、、というのが通説ですが、今回、もしそうならば、一体どんな風に交尾を行ったんでしょうかねぇ。。。


なんだか謎すぎる日曜日なのでした🌀



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かたつむりの寝ぐら

2024-12-13 | いきもの(かたつむり)
寒い朝❄️❄️



右巻き貝が木に隠れて寝ている(つもり)ようですねぇ👀


こっちの2匹も見えない敵から隠れている(つもり)ようだっ笑

この右巻きの大型タイプは、もともとが樹上性のせいか、夜にお腹を空かしてケースのなかを這いまわっても、朝にはこうして高く上がった片隅でひっそりと休んでいることが多いのです。

ま、ホントは何処で寝ようが危ないことなんて、ここじゃ皆無なんですけどねーっ。



一方、今年新入りの左巻き貝の場合は、下に潜るのが好きらしく、この日は竹炭のなかでした👀



そんな貝のケースもすっかり冬仕様になりました❗️



で、今朝も左巻きくんは樹皮の下に隠れてるつもりらしいっ😆


冬の眠りは、本来の野生のかたつむりの本能を垣間見ることができる貴重な時期だったりするのですが、早速、右巻きと左巻きの冬眠の違いが見えてきたようですな、、🤔


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かたつむりと寒い朝

2024-12-09 | いきもの(かたつむり)

今朝はやけに寒い。。。



こーいう日でも、朝ごはん🥕を出すとすぐに降りてくるタイプもやっぱりなかにはいるんだなっ笑



その下では、なんだか葉っぱ🍂が動いてますねぇ。。。👀



その下には貝がいたっ😆
どうやら、キミはふとんから出たくないらしいですねーっ。



結局、チラリ、、と顔を見せてから、葉っぱに隠れてしまう貝なのでした。



いつもなら眠気より食い気なヒダリマキ貝も、やはり今日の寒さには勝てないようですな笑



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チビチビかたつむりの求愛

2024-12-08 | いきもの(かたつむり)


わが家で1番に小さな貝と1番に大食いな左巻き貝が、狭いケースのなかで偶然にも鉢合わせをしたようだ👀



いつもは充電ステーション🔋➡︎ かたつむりはルンバ! - マイmy巷話 に収まっているだけのチビチビ貝も、今日はやけに元気らしく、左巻きくんのほうに近寄ってますね。。
小さなアタマには頭瘤👑まで見えてるしっ。



で、しきりに噛み噛みしながら相手にアピールしはじめる😶


うむ。。さすがの左巻き貝も不意打ちラブコール💕にちょっと固まってますな。。。



で、やっぱり気づいたっ笑
そりゃ無理だって❗️



それでも諦めきれないのか❓しばらくはヒダリマキ貝のまわりを離れないチビチビ貝。。。

ちゃんとしたキミの相手がいないのは、貝ぬしも常々大変遺憾に思っているのですが💧💧



そんななか2匹は移動をはじめたのである。。。🐌。。。🐌



なんだかやけにシンクロしてますが😅、その行く先は、、、



やはり、ここなっ笑



なんだかんだあっても、お気に入りのところへと戻ってきた貝なのである。


実は石っころ🪨やルンバステーション(竹炭)は、掃除のたびに位置を変えているはずが、不思議とかたつむりはちゃんとわかって戻ってくるらしいから不思議‼️


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世田谷・下北沢の電信柱で流離ってみる

2024-12-06 | 街歩き・歴史散歩
今回も見知った町の片隅で、普段ならば気づきもしないあるモノにたまたま目が入ったことから始まるはなしをしたいと思います。
ま、どーでもいい雑記ですね笑



先日、バス待ちをしていた淡島通りの淡島バス停横手の電柱がやけに古そうだと気づいたのです。



そこには昭和36年の国立支、、そして22番と書かれた札がついています👀

60年以上も昔の国立からの電線が今も使われているのはすごいな、、とその時はその程度で流したのでした。


その後もこの地域の古い電柱をなんとはなく見ているうちに、これは正しくはNTTの電信柱で、地域の支線とその場所を特定する番号、、つまり、電信柱の住所だとわかってきました。

例えば、このコンクリート柱は昭和53年に立てられた下北沢の北沢八幡前のメイン路線の始点から12番目だといっているわけですね。


またこれは、昭和49年に設置をされた代田二丁目支線のメイン路線の9番めの、さらに左(L)側に路地を曲がった1番めだというわけね。。なんだかややこしい💧



そのすぐそばに、吹上支線12/R5(メイン路線12番目から右(R)に曲がった5番目の柱)と記された柱を見つけたものの、吹上という地名は代田周辺にはないので、一体どこなんでしょうかね。。


ヒントはその先、小田急線世田谷代田駅前のこちらのビルにありました❗️

代田吹上館正面に飾られた立派な説明板には、ここが江戸時代から大正まで代田村字吹上と呼ばれていて、北澤川北面崖上に位置する静かな農村だったことが記されています。

つまり、川からの風が常に吹上がる地だったから「吹上」だと分かりましたが、何故NTTは支線名にしたのでしょうかねぇ。つか、その頃電話なんてあったのか⁉️


そう考えると、、🧐

振り出しに戻りますが、私が淡島通りの淡島バス停で見た「国立支線」の電信柱は、まさか国立から延々に引かれるはずはなく、今では失われた地名❓のような気がしてきました。



で、淡島通りをメイン支線の1番まで、電信柱を辿ってみると、、

そこは茶沢通りとの交差点の代沢十字路。
おそらく、この交差点(1番電信柱)から淡島バス停(22番電信柱)あたりまでに「国立」はあったものと勝手に推測してみました🕵️



そこで毎度の古地図が登場しますっ👀

この電信柱が設置された昭和30年代の地図で確かめてみると、その電信柱の間に「国立」という文字を発見しましたっ❗️
これは、クニタチと読まずに、コクリツ(国立世田谷病院)と読まなくてはいけなかったんですねー。

当然いまは影も形もなくなっている、この「コクリツ」ですが、戦前は第二陸軍病院のあった軍用地だったことから空襲で壊滅状態に。
終戦後は国立世田谷病院として再建され、のちに国立小児病院へと改称されたという経緯を持つ、かなり重厚な歴史を背負った場所だったようですね。。
これもなかなかNTTの着目点が、すごいな🤔


そんなわけで、バス待ちの間に見つけた電柱の小さな札から、一気に時代を遡らせて、古い土地のはなしへと、またもや飛躍させてしまいました笑

この無理矢理感が、足元に転がるような歴史のカケラを探すには、実はなにかと後押しになったりするのです。。


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異種間かたつむりの求愛を目撃する

2024-12-01 | いきもの(かたつむり)


石っころ🪨で右巻きと左巻きの貝がなにやらいちゃいちゃしているぞっ👀



左巻きのアタマに頭瘤👑も出ていることから、適齢期の若い貝同士でまさに今、パートナー💘を探しているようですね❗️

が、、両者は殻の巻き方ばかりか、身体に持っているものの全てが反対に備わっているせいで、この出会いが成就することは難しいかな、、😓



案の定、先に右巻き貝のほうが相手から離れていきました。

《似てるけど、こいつなんか違うっ》と、本能からのお告げがあったのでしょう。。


それでもめげない左巻きくんは、今度は反対側の右巻き貝にアピールするらしい💧


が、秒殺でこのとおり😅

いかにも未練顔の左巻きくんですが、相手は恋より食い気。。つか、もともと無理なんですよーっ❗️


別の日もこのとおり👆
上から右巻きが左巻きくんに迫ってきてますね👀



そして、顔を接近させて、確かめ合ったあと、、



今度は左巻きから離れていきました。。。🐌

ちょっと右巻き貝は残念そうにしていましたが、とにかくキミらはそーいう運命だから仕方ない💧

しかし、かたつむりって、見た目はどんなに似ていようが、巻き方の違いから両者の子孫を残すこともままならなくほど、全く違う生き物同士のような存在になっちゃうわけですから、なんだかすごいですよね、、。

しかも、アタマを寄せ合うだけで、瞬時に《コレとは交尾は無理だ》と察して引いてしまう。。
それは相手の匂い、、それとも身体から発するなんらかのホルモンの違いのせいなのかな🤔


改めて、しれば知るほどこの生き物の気難しさにはびっくりさせられる貝ぬしなのでした。


⚫︎Hirekato832さん
先日多摩地域の谷戸の奥地まで出かけたついで、ヒダリマキマイマイもちょっと探してみましたが、みんな冬籠りのようで留守してました笑

コメント (2)
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