マイmy巷話

マイMy巷話(かんわ)は「私にはそう見える!」ものを儘に書いているだけの話です。

大菩薩嶺に行く

2018-12-03 | 山(その他)

久しぶりに遠くの山に出かけてきました。





歩きはじめから1500mをこえているだけありまして、樹木が高尾山や丹沢とは全く違うんですね〜。







林相も素敵な高原みたいだし!
ではではあの尾根を目指して歩いてみましょうかっ。








はじめはラクチンなカラマツの木立を楽しめますが、、、







どんどん傾斜がきつくなり、歩くひとらが皆々寡黙になってきた頃、








振り返れば、こんなに高いところまで来ていました!
さすが、2000m的なパノラマ感です。








やれやれ、やっと稜線に着きました。








そして、着いたところは雷岩というらしい。
意味ありげな積み石がいかにも高い山らしいですね。








山頂はそこからまもなく。
雪、、、あるんですね。確かに今日も寒いです。。。。








山頂は見晴らしの効かない代わりに、見上げた冬の空がひときわキレイ❄️❄️
凍てつく風にハラハラと霧氷が舞い降りてきました。







大菩薩峠への尾根には、いろんなかたちの石や岩が散らばって見られます。








そんな岩の塊をまるで障害物競争みたいに上手に越えていく人ら。
見ていて、ちょっと楽しくなりました。










広い鞍部に来ました。
ここは、意味深にも賽の河原と書かれていますが、一瞬、大菩薩峠と勘違い、、、いやいや、実はここが、かつての青梅街道の峠だったところなんですね〜納得っ。
いまでも、ここから甲府側への旧道がのこっていました。









そして、目指す峠が見えてきた! と、張り切るKくん。









大菩薩峠に着くと、幸運にも薄日が射してきて、暖かくなってきました。
前回は、ここであまりの強風と寒気に撤退したため、今回は達成感あります。。。








今日は終始雲がかかって、遠望がききませんでしたが、いつもよりも遥かに高い場所に立つと、ニンゲン誇らしさを感じます。









下山の途中見つけたロッジの廃屋。







ひと昔前は、ここにも沢山の人らが、きっと来ていたはず。
なんだか、平成も終わりに近づくと、余計にこういった昭和の懐かしい行楽の跡が、物悲しく感じるぞ、、、、、って、Kくんは、そんな私の後ろで「見てみて〜キバシリが枝をあるいてますよー!」とうるさく騒いでいましたっけ。








さてさて、今日の稜線は、山梨側と東京を分ける分水嶺でもあるのです。
水資源の豊かな山岳を挟んで、西と東の人々を繋ぐ公道が存在したのは遥か昔のことでしょうが、そんな些細なことを考えながら歩くのも、けっこう悪くはないものです。








コメント
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