初日から、地図も持たない知らない町で爆弾騒ぎに振り回され、おまけに何処行っても冷蔵庫みたいな寒さに、風邪をこじらせなんだか弱気に。。。
今時、寒さに当てられ強いのは、ほうれん草みたいな葉っぱだけって?
ぶっちゃけ、ワタシってストレス耐性が日頃から低いのよ…(´・ω・`)
それでも翌日は、パリ郊外のポワシーという町まで世界遺産に登録された名建築を見に、出かけたんだなっ( ̄Д ̄)ノ
ポワシーは、パリから北西に25kmほど離れた場所の、駅前からしてなんだか物寂しい雰囲気の町でしたね…。
パリの刑務所もある、この町。
偶然通りかかったバスの車窓から見えた刑務所の真っ白な壁が、まるで中世の城壁のようでした。
で、まずは。
パリからポワシーまでの交通手段は、観光客に悪名高いRER(フランスの国鉄みたいな?路線ね)
に乗り込みまして、30分……のはずが、この路線の行き先案内の不親切さに、3度も乗り間違える!という、ロスタイムもあわせて、延々1時間半…………まっ、最後はワタシゃめまいがしたなっ。
駅からは、これまた案内がまるで不親切過ぎるバスに乗り込み約10分。
とにかく、いちいち動くたびにウスゲとともにウロウロ状態っ( ̄(工) ̄)
バス停を降りて、すぐ先のフェンスを入った木立の向こうに、やっと、白いヴィラが現れました。
これが、ル・コルビュジェの「サヴォア邸」。
長いこと本だけで見てきたものが、いままさに目の前に存在していることに、感動を覚える。。。
近代建築の5原則のひとつ「屋上庭園」から眺める。
このバスルームも、本で見た見たっ!
この別荘の竣工は、1931年。
自由で明るく健康的なこの空間は、当時のヨーロッパの世相と閉鎖的な伝統すべてをひっくり返さんとする革命だったんでしょうね。
いま、ワタシらは安易にそれを「モダニズム」というカテゴリーに、分けているだけですけど、、、。
先日出かけた鎌倉の近代美術館でもこの雰囲気は多少感じることができるんですが、やっぱ師匠の作品は気高い!
お次に向かった先は、、、
打って変わって、いまパリの建築で最も旬といえば、これじゃないかな?
ブローニュの森の一角に昨年秋に完成したフランク・ゲーリー設計の「ルイ・ヴィトン財団美術館」。
つい先程、80余年の歴史を耐え抜いた、サヴォア邸を見てきただけに、この建築がそれだけの永い時間を生き続けていけるのかな……と。
厳重警戒態勢のパリ。
観光名所あたりでは、こんな光景は当たり前なんですね。。。
で、観光名所の筆頭といえば、ここでしょっ!?
やっぱ、丹沢の鉄塔とは見上げるスケールが違いました…。
最後は、パリの西はずれから地下鉄を乗り継いで東のはずれに~~。
これも、建築史の本でしか見たことのない名作だなっ( ̄Д ̄)ノ
オスカー・ニーマイヤー「フランス共産党本部」。
竣工は1981年らしいのですが、設計にかなりの期間を費やしたため、60~70年代らしさを感じませんか?
…にしても、このご時世、よくも厳重に施錠された敷地内、おまけに会議室まで入らせてもらえましたよっ。
建物の下に入り込む。
巨大なコンクリートとガラスの塊を持ち上げる柱。その、わずかな隙間に奇跡を感じる。。。
……と、この日は、晴れ時々雨のパリで建築三昧、疲れてはカフェ三昧だったのでした。
今時、寒さに当てられ強いのは、ほうれん草みたいな葉っぱだけって?
ぶっちゃけ、ワタシってストレス耐性が日頃から低いのよ…(´・ω・`)
それでも翌日は、パリ郊外のポワシーという町まで世界遺産に登録された名建築を見に、出かけたんだなっ( ̄Д ̄)ノ
ポワシーは、パリから北西に25kmほど離れた場所の、駅前からしてなんだか物寂しい雰囲気の町でしたね…。
パリの刑務所もある、この町。
偶然通りかかったバスの車窓から見えた刑務所の真っ白な壁が、まるで中世の城壁のようでした。
で、まずは。
パリからポワシーまでの交通手段は、観光客に悪名高いRER(フランスの国鉄みたいな?路線ね)
に乗り込みまして、30分……のはずが、この路線の行き先案内の不親切さに、3度も乗り間違える!という、ロスタイムもあわせて、延々1時間半…………まっ、最後はワタシゃめまいがしたなっ。
駅からは、これまた案内がまるで不親切過ぎるバスに乗り込み約10分。
とにかく、いちいち動くたびにウスゲとともにウロウロ状態っ( ̄(工) ̄)
バス停を降りて、すぐ先のフェンスを入った木立の向こうに、やっと、白いヴィラが現れました。
これが、ル・コルビュジェの「サヴォア邸」。
長いこと本だけで見てきたものが、いままさに目の前に存在していることに、感動を覚える。。。
近代建築の5原則のひとつ「屋上庭園」から眺める。
このバスルームも、本で見た見たっ!
この別荘の竣工は、1931年。
自由で明るく健康的なこの空間は、当時のヨーロッパの世相と閉鎖的な伝統すべてをひっくり返さんとする革命だったんでしょうね。
いま、ワタシらは安易にそれを「モダニズム」というカテゴリーに、分けているだけですけど、、、。
先日出かけた鎌倉の近代美術館でもこの雰囲気は多少感じることができるんですが、やっぱ師匠の作品は気高い!
お次に向かった先は、、、
打って変わって、いまパリの建築で最も旬といえば、これじゃないかな?
ブローニュの森の一角に昨年秋に完成したフランク・ゲーリー設計の「ルイ・ヴィトン財団美術館」。
つい先程、80余年の歴史を耐え抜いた、サヴォア邸を見てきただけに、この建築がそれだけの永い時間を生き続けていけるのかな……と。
厳重警戒態勢のパリ。
観光名所あたりでは、こんな光景は当たり前なんですね。。。
で、観光名所の筆頭といえば、ここでしょっ!?
やっぱ、丹沢の鉄塔とは見上げるスケールが違いました…。
最後は、パリの西はずれから地下鉄を乗り継いで東のはずれに~~。
これも、建築史の本でしか見たことのない名作だなっ( ̄Д ̄)ノ
オスカー・ニーマイヤー「フランス共産党本部」。
竣工は1981年らしいのですが、設計にかなりの期間を費やしたため、60~70年代らしさを感じませんか?
…にしても、このご時世、よくも厳重に施錠された敷地内、おまけに会議室まで入らせてもらえましたよっ。
建物の下に入り込む。
巨大なコンクリートとガラスの塊を持ち上げる柱。その、わずかな隙間に奇跡を感じる。。。
……と、この日は、晴れ時々雨のパリで建築三昧、疲れてはカフェ三昧だったのでした。