不覚にも今年入って、山に行く機会がなかなかつくれないまま、あっという間に暦は2月。。。( ̄(工) ̄)
で、、、
昨秋の稲刈りでお世話になった新潟十日町の農家の方に作っていただいたワラジを履いて、今回は冬の丹沢に行ってきましたっ(=^ェ^=)
まず最初は、久しぶりの蓑毛から。
大日堂裏手、いつもは伸び放題の野草をかき分け歩く道は、ずいぶん手入れされていて、このような道標も出来ていましたね。
ヤビツ峠に至る道には冬の野鳥がいっぱいっ(=゜ω゜)ノ
いま、目の前のこの枝にルリビタキのオスが止まったぞっ!
でも、今日は先が長いため道草はできませ~ん( ̄Д ̄)ノ(というか、出発がやはり遅かったのね…)
足早にヤビツ峠から谷沿いの道を使って諸戸へとショートカット。
ここ、真上を県道が走るものの、雪深く、なかなかの秘境感があるんですね~。
既に数人の踏み跡がありましたけど…。
そして、諸戸のBOSCOキャンプ場内に到着。
キャンプ場内では本日も木を伐る音が響いていて、この時期の山は伐採、搬出でとっても忙しそう……。
もちろん、作業する方に声をかけてから入っていきましたよっ。
さて、このオーダーメイドのマイワラジを履いて、雪道をヨモギ平まで出発しますか~!!(=゜ω゜)ノ
道はすでにアイスバーン。
歩くたびにシャリンシャリンと音がして、時に割れた氷が滑り落ちていくものの、さすが、ワラジ。。。
かなりの安定感がありますね~!
おまけに、先行の方の踏み跡を辿れば、ますます安心。
歩幅と足跡の形を見ると、たぶん歩き慣れている人じゃないかな…。
ヨモギ平の直下、鹿柵を2つ抜けたところから見返れば、大山が!
季節を問わず、この場所はワタシのお気に入りなんですよね。
前回は昨年初夏にAちゃんと一緒に来たっけな。。。
やっと、ヨモギ平に着いた!
広くて静かな冬のヨモギ平。。。
聞こえてくるのは、コゲラが木を突いている音だけなんですよ。。。
しばらく、山のなかのこの平らかな地の真ん中で、ひとり足を投げ出し惚けていました。
お天気は、ポカポカ陽気。
う~ん。。眠い。。。
*・゜゜・*:.。..。.:( ̄ー ̄)
お次はあの先の三ノ塔。。。
でも、また、必ずヨモギ平には来ようっと。。。
そして、再びワラジ旅~~( ̄Д ̄)ノ
西日の射し込む山から山へとさすらい歩く~~ワラジ旅~~~( ̄Д ̄)ノ
相も変わらず安定感ありだなっ!!
いつの間にやら、右手には丹沢の看板の峰々がズラリ!
こんなにパノラミックなのに、不思議と、いまの瞬間をコンパクトに自分のスケール感に合わせて楽しむことが出来るのが、丹沢なんですよね。。。
南アルプスや奥多摩などに行ってみて、改めて、この山々の良さを認識したこのごろ。
いよいよあの先が三ノ塔の頂上か。。。
急な斜面もワラジ効果で、どんどん高度を上げていくのがわかります。
そんななか、ひょっこりと登山道にでましたっ。
このひょっこり感もここならでは!ですな。
う~ん。。。今日のお地蔵さまのお召し物は、とてもステキな色合いなのね。。。
時刻は2時前。静かで穏やかな山頂。
今日は、遠く南アルプスの雪嶺まで見渡せる絶好の日。
最後は、春岳沢の水で、泥だらけのワラジを丁寧に洗って、無事に蓑毛まで帰ることができました。
延々、7時間。。。
久しぶりに丹沢を満喫した1日になりました(=^ェ^=)
本日の振り返り( ̄Д ̄)ノ
さすが、長年にわたって先人たちが使い続けてきたシロモノですね~!
ワラジは、雪のどんな場面でも終始安心して歩くことができました。
でも、いったん水を吸収するとむちゃくちゃ重くなるのは想定外。
おまけにワタシの足元はいつものゴム長。。。
重ねて履けば、最後は筋トレ強化合宿状態になるのは、仕方がないか…。
それでも、これも昨年買って、未だ重くて使っていないチェーンスパイクよりはワラジのほうが今後も是非使いたいアイテムかな?