マイmy巷話

かたつむり。ときどき世田谷、目黒、渋谷の歴史と地理など。

かたつむりとエピフラムに関して思うこと

2025-02-24 | いきもの(かたつむり)
あたりまえだが、真冬の貝は石の如く🪨、動かなくなったりするのである。。。



若い貝が膜を張って眠っている💤



小粒な貝の膜は白くて、なんだか無駄に盤石だっ笑



その一方、ヒダリマキマイマイの場合、膜を張った居眠り💤をせずに、
大概が狭いところにアタマから潜って、身を潜めているのです。
ま、貝の眠りもさまざまですな。。🤔


で、かたつむりが居眠り💤中に張る膜はエピフラムと呼ばれていますが、この不思議な膜はどうやら水分を含んでいるときは柔らかく、乾燥すると固く、おまけに粘着性も強くなるのだとか。。
コンタクトレンズを想定するとわかりやすいですよね。

そして、この特性を利用した強力接着剤が研究開発された記事を以前読んだ気がしますが、これってもし濡れたりしたらどうなるんだろう❓、、とその時思った記憶もあるような。。



そんな不思議なかたつむりのエピフラムなのですが、わが家の歴代の貝から、その記録を少し拾ってみました。



これは殻口に赤みがあるので若い貝のようですが、エピフラムが伸びていることから、眠ったあともどんどん分泌しているのでしょう。
若い貝は身体に水分が豊富な分だけ、そういうことがよく見られたりするんですよね。。


同じくこの個体も、フェイスシールドのようなかたちに、エピフラムをスタイリッシュに普請していました👏👏



少し年老いた貝の場合は、こんな感じでしょうか💧
さっきと違い、やけにすきま風の多い造りは、やはり老化が原因かな。。。



これも寝るのか❓起きたいのか❓、、どっちつかずなところは、ヒトばかりか貝も高齢に至り、眠りが浅くなってきた証拠ですねー❗️

そして、後期高齢期に入ったかたつむりは、どんなに居眠りしても、エピフラムは出さない。
というよりも少なくなった身体の水分がそっちへ消費されるのを本能的に避けているからでしょう。。


まえに、かたつむりの殻の外皮にはどんな汚れもつかないことを確かめるべく、貝ぬしは油性ペンを使って年老いた貝に実験をしたことがありましたが➡︎かたつむりの殻である実験を試みる - マイmy巷話
そういったさまざまなかたつむりに関する広く知られた研究成果は、やはり若い個体だけにしか適用されないことが多かったりするのです。



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やっぱり謎過ぎる ヒダリマキマイマイ

2025-02-18 | いきもの(かたつむり)

相性が良かった右巻き貝との死別を乗り越えたヒダリマキマイマイのその後のはなし。。。🐌



右巻き貝に挟まれて、近頃何故か❓人気上昇中らしいのだっ笑



居眠り💤はだいたい竹炭のなかなのも変わらない。


そんな今朝。。。




左巻きくんのいた寝床に恋矢が落ちていたのであるっ‼️


うむ🤔
この鋭い恋の矢🏹が落ちているということは、なにもしないで勝手に生殖口から出てくるとは考えにくいので、やはり同居する右巻き貝の一匹と交尾をした‼️ということでしょうかっ❓❓



ここれっ、ホントにキミのですかー⁉️



、、当然返事はなし笑。



しかし、ヒマなはずの冬場でも、うちの貝の館🏠では、ヒダリマキマイマイの貴重な恋矢を拾ってみたり、再び右巻き貝との禁断の交尾疑惑も浮上したり、、といろんな話題を振りまいてくれますが、もしも、、卵が孵化でもしたりしたら、右巻き❓左巻き❓のいったいどっちが出てくるんでしょうかねぇ。。。


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かたつむりの頭瘤のツノの数を数えてみる

2025-02-03 | いきもの(かたつむり)


わが家のかたつむりは冬だというのに、今日もアタマにはご機嫌印👑を出して憩んでますな。。。

山のクマ🐻もそうだが、今の生き物にとって、冬眠はどうやらトレンドではないようだっ笑



かたつむりの頭瘤は、貝の種類、そして年齢や個性の違いで、その色や大きさ、はたまた、いつどんな時に出すか?または全く出さないままに終わるのか?、、が様々だったりするのです。



ちなみに頭瘤のはなしになると、たびたび登場する、この今は亡き貝のりっぱな頭瘤の色は白でした👀

しかし、これ。
見ればみるほど金平糖みたいですよね🤔

前にも書いた気がしますが、金平糖がたくさんのツノで作られた、あーいうカタチに何故なるか❓は、未だわかっていないらしく、出来上がったツノの数も様々なんだとか。。

面白いのは、江戸時代の幕府へ献上する金平糖は、ツノの数が36個の粒のみが選ばれていたそうです。
確かに縁起が良いと言われる亀甲形🐢を基準とした、その6の倍数で出来ているわけですから、こだわりは少しはわかる気もしますよね。


で、、貝ぬしはふと思ったのです。
かたつむりの頭瘤のツノの数っていったい幾つあるんだろう。。。と🤔



そんなわけで、はなしを戻して、冬だというのに、近頃やけにご機嫌印👑を出したままのこちらの貝のアタマで数えてみることにしました。


どうやら、頭瘤のツノは縦三列の配置で、真ん中の列には4つ、両端には3つが並び、合わせて10個あるようです❗️

因みに、先に挙げた写真の白い頭瘤の貝のほうも数えてみると、やっぱり配列や数は変わらないようです。




🐌《だからなんだっ⁉️》


、、と当人にとっては、どーでもいいことでしょうが、キミらのアタマの冠👑はステキすぎたっ❗️と貝ぬしは言いたかったわけなんですよー👏


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