あたりまえだが、真冬の貝は石の如く🪨、動かなくなったりするのである。。。

若い貝が膜を張って眠っている💤

小粒な貝の膜は白くて、なんだか無駄に盤石だっ笑

その一方、ヒダリマキマイマイの場合、膜を張った居眠り💤をせずに、
大概が狭いところにアタマから潜って、身を潜めているのです。
ま、貝の眠りもさまざまですな。。🤔
で、かたつむりが居眠り💤中に張る膜はエピフラムと呼ばれていますが、この不思議な膜はどうやら水分を含んでいるときは柔らかく、乾燥すると固く、おまけに粘着性も強くなるのだとか。。
コンタクトレンズを想定するとわかりやすいですよね。
そして、この特性を利用した強力接着剤が研究開発された記事を以前読んだ気がしますが、これってもし濡れたりしたらどうなるんだろう❓、、とその時思った記憶もあるような。。
そんな不思議なかたつむりのエピフラムなのですが、わが家の歴代の貝から、その記録を少し拾ってみました。

これは殻口に赤みがあるので若い貝のようですが、エピフラムが伸びていることから、眠ったあともどんどん分泌しているのでしょう。
若い貝は身体に水分が豊富な分だけ、そういうことがよく見られたりするんですよね。。

同じくこの個体も、フェイスシールドのようなかたちに、エピフラムをスタイリッシュに普請していました👏👏

少し年老いた貝の場合は、こんな感じでしょうか💧
さっきと違い、やけにすきま風の多い造りは、やはり老化が原因かな。。。

これも寝るのか❓起きたいのか❓、、どっちつかずなところは、ヒトばかりか貝も高齢に至り、眠りが浅くなってきた証拠ですねー❗️
そして、後期高齢期に入ったかたつむりは、どんなに居眠りしても、エピフラムは出さない。
というよりも少なくなった身体の水分がそっちへ消費されるのを本能的に避けているからでしょう。。
まえに、かたつむりの殻の外皮にはどんな汚れもつかないことを確かめるべく、貝ぬしは油性ペンを使って年老いた貝に実験をしたことがありましたが➡︎かたつむりの殻である実験を試みる - マイmy巷話
そういったさまざまなかたつむりに関する広く知られた研究成果は、やはり若い個体だけにしか適用されないことが多かったりするのです。