マイmy巷話

マイMy巷話(かんわ)は「私にはそう見える!」ものを儘に書いているだけの話です。

山ナメクジのはなし

2016-10-28 | いきもの(虫とか)
9月末日。
新潟十日町に、稲刈りに行った時のこと。






早朝近くのブナ林まで、野鳥観察に出かけたのです。

で、なんかおもしろいものいないかな~と、キョロキョロしていると、
幹にかたつむりが這ったようなネバネバを発見!

その痕跡を辿ってみると、、、





いました!いました!






同じ陸貝、、、とはいえ、こっちは遠のむかしに、殻を捨てちまったやつが、あちこちにいましたよ!







これは、山ナメクジではないですか!?

かたつむりと同じつくりで、雌雄同体で肺呼吸をするこのにょろにょろは、ブナ林に寄生するキノコ類をひたすら食べていました。


私は以前、こいつを山で見たことがあるため、びっくり感が、まぁそれなり、、、でしたが、
初めてこんなの目の当たりにしたら、
おおよそ悲鳴ものだと思いますっ。

まぁ、いっちまえば、カブトムシの巨大幼虫並みかな。。。


このあたり、冬場のあいだは、軽く雪が三メートルは越えるため、
樹の洞の奥やら土のなかで長い春を待つまでの分をもりもり食べていたのでしょう。





そんなわけで、越後の山の雨上がりのブナ林で、
なかなか、おもしろい生き物を見ることができたのでした(´・ω・`)



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障害を持つ かたつむり

2016-10-27 | いきもの(かたつむり)
わが家のかたつむりのなかに、
片目のない貝がいたのを、最近知りました。
というのも、、




ほら。このとおり👆
こうしてチマチマした貝の場合、わかりにくいっ💦気づかないっ💦





でこっちから見て、
あ〜〜キミって目がないのね〜〜
おばさん 老眼だからわかんなかったわ〜😯

というわけなのです。
どうやら、お目目はなかで詰まってしまったみたいだな。。


因みにこのかたつむり。
よくよく見ていると、目が出ている方向へ動くことが多いようだ。

もともとかたつむりの視力は、光を認識する程度と言われているため、目のある方に反応してしまうのかもしれませんね。

そんなハンディゆえにいろいろ制約が生じてしまって、キミは他の兄弟と比べてひときわ小さいままなのかな。。



障害を持つかたつむり。。。。

障害を、いわゆる「障害」と
して、理解するのはヒトだけ。

今日もこの片目のないチビ貝は、兄弟らと同様に、食っちゃ寝しながら、のらりくらりとただ生きているのである。


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かたつむりにおもちゃを与える

2016-10-22 | いきもの(かたつむり)

新入りのちびっこかたつむりがやって来た。



どうやら、ペットボトルが気に入ったらしく、、



離れようとしませんね👀



くるくるまわるちびっこくん🌀



なんだか、楽しそう❗️




じつはちびっこ貝はこういうものが、大好きなんですねー。


ペットボトルを自由に切って、
是非、あなたの貝にもプレゼントしてみてくださいっ笑
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かたつむりと殻模様

2016-10-18 | いきもの(かたつむり)
里山や雑木林で見かける比較的大きなかたつむりに、ミスジマイマイという種類がいる。

わが家のかたつむりもまさにこれ。

このかたつむり、私が子どもの頃には、梅雨時など庭先の石垣や空き地の木などで、しばしば、見かけたものだが、今となっては都内では滅多なことではお目にかからないない生き物になってしまった。

仕事で関わりのある近所の小学生にきくと、
かたつむり自体、実際に見たことがないという子も多いのに、驚く。



で、このミスジマイマイ。


一絡げにそう呼ばれはするが、殻の模様がどれも様々。
ぱっと見では、同じ種類とはとても思えなかったりする。

それは、かたつむり自体が、移動の手段に乏しい生き物のため、
狭い地域で生息し交配を重ねるうち、その土地固有の模様になるのだとか。






例えば、高尾山の辺りで見かけたこの個体。

火焔彩と呼ばれる縞々がくっきりとわかるトラマイマイとも呼ばれるこの貝ですが、フツーはミスジマイマイと大雑把に私は言っちゃっています。






そして、同じ縞々でもミスジマイマイにはこんな模様や、






火除けの巴紋もどきもいるし、、

つまり、ヒトと同じく、分類は同じでも見た目が同じヤツなんて、どれひとつとしていやしないのが、かたつむりなんですねー(・Д・)ノ







また、カタチに目を向けてみると、、、
大きな個体になりがちなタイプ。






成長の過程で渦巻きアンモナイト形になったタイプ。






いかにも、巻き具合がすっきりしたタイプ。




と、だらだらお見せしたこれらの貝みーんなミスジマイマイ。

もしかたつむりが、気軽に見つかる場所にお住まいなら、是非殻模様にも注目してみて下さいね。



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かたつむりの心臓

2016-10-02 | いきもの(かたつむり)

かたつむりの小さな身体には、ヒト同様に脳や内臓までもがちゃんと収まっている、、らしい。

もちろん、解剖したわけではないため、知識として見聞きしているだけですが。。



ある日。
一匹の貝がケースの蓋から落下して、ちょうど心臓部分の殻が破れてしまいましたっ😵

で、暫し観察をしてみることに。。



まさにパラフィンのような薄さだ…💧
よく生き延びたっ😓

かたつむりの心臓部は右の黄色い部分のようで、繋がった管が規則的にピストンしているのがよくわかりますね❗️


おまけにかたつむりの血って透明なのね。。



こうして、動き続ける心臓が見られるなんて、ケモノの場合はあり得ないですよね!
かたつむりってすごいな。。。🤔

とはいえ、このままプラケースの貝の家🏠のなかで、心臓が透け透けのまま放置するのは忍びないため、ペットボトル製の特設ICUに緊急搬送🚑💨した次第。

そして、昨夜は好物のごはん粒を美味しそうに食べていましたが、、💧

果たしてどうなることやら❓❓

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