TANEの独り言

日々の生活の中でのつぶやきだから聞き流してネ

階段踊り場に板のテーブルを取り付ける … ②

2021-01-21 18:40:00 | メンテナンス

近くの大型ホームセンターに適当な板材がないか見に行きました。

なるべく作業の手がかからないようにと、表面がスベスベの化粧板を探します。

幅は40cm程度で長さが180cm以上ある板材を探し回ります。

杉の集成材で、幅50cm・長さ410cm・暑さ2.5cmで表面がスベスベの板がありましたが、予算オーバーです。

あきらめて帰ろうとした時、サイズは同じで材が赤松の集成材のスベスベの板が約6000で売られているのが目に入りました。

長さが約4mの板は私の愛車には乗りませんが、カットしてもらえは大丈夫です。

店員さんに尋ねると、1カット50円程度との事。

出かける前、念のために板テーブルを設置する場所の大まかなサイズを測ってきていました。

『さすが、 A型慎重派です!』
『おまけにすでにサイズに合わせてカット済みで、余った板は他で使えてる!』

カットしてもらった板はコレです。



カットしてもらっている間に、テーブルに塗る水性ウレタンニスも購入です。

家に着いてカットしてもらった板を階段踊り場まで持って上がり、確認のためサイズを合わせてみると… 

「バッチリ」です。

板の角が当たると痛いので、まずは鉋で角を取ります。





テーブルの上面はスベスベですが、念のために電動ヤスリをかけました。



これでやっと1回目の塗装に入ることができます。

水性ウレタンニスは以前、洗面台を作る時に透明タイプを使ったことがあり、要領は心得ています。

今回、板テーブルの色は『チーク』にしました。

塗装前です。



1回塗るとこんな感じになりました。



洗面台の時は5回くらい塗り重ねましたが、今回は4回くらいにしようと思っています。

さて、どんな色に変わっていくでしょうか… 。


       <③に続く>















階段踊り場に板のテーブルを取り付ける … ①

2021-01-20 15:15:00 | メンテナンス
我が家の階段を上がったところに2畳ほどの踊り場があります。

南向きの窓があり、光が入るので快適なスペースです。

ここ数年、使わなくなった勉強机の置き場に困り、階段を上がったところにある踊り場に持ってきていたのでした。

子どもたちが大きくなって自立すると、使わなくなるものが出てきます。

勉強机がその最たるもので、我が家にはそんな机が3つもあります。

そのうちの一つは私の作業台になっており、もう一つは子ども用の勉強机ではなく大人も使えるシンプルな造りの机を買っていたので、今では私の趣味の本を読む時に使う机になっています。

3つ目が階段の踊り場の勉強机で、今回、陽当たりの良いこのスペースを有効活用するため、連れ合いの手を借りて1階まで下ろしてきました。

とりあえずお縁に持ってきていますが、時間を見つけ、私の得意技の “分解” を行う予定です。



天板がまだ使えますので、何かに再利用したいと考えています。


さて、踊り場の有効活用ですが、今のところはシンプルに幅40cm程の板を窓側の壁につけて渡すだけにしようかなと思っていますが… 。



適当な板材が見つかるかどうかです。

何のアテもないまま、近所の大型ホームセンターへ向かったのでした。


       <②につづく>



2015夏 娘と父の信州旅行 … 番外編

2021-01-19 17:04:00 | 旅行
戸隠を後にして松本駅近くのレンタカー屋さんに車を返却し、バスで信州松本空港へ向かいました。

バスに揺られながら、
『これで娘との信州の旅もおしまいか… 』
と思い、少し寂しくなりました。

空港の待合室で搭乗案内を待っていると、急に土砂降りの雨に加えて雷まで鳴り始め、飛行機の出発が遅れてしまいました。

夕立かにわか雨だったようで、30分もしないうちに私たちを乗せた飛行機は離陸します。

私は飛行機に乗る時、窓側の席を予約します。

眼下に広がる、まるで地図のように見える海岸線を目で追ったり、手が届きそうな雲を眺めていると “あっ” という間に目的地の空港に到着してしまいます。

この時も、私が窓際で娘は通路側の座席です。

薄い雲を抜けると、北アルプスの峰々を窓から眺めることができました。

その後しばらく雲の中でしたが、眼下に弓形の海岸線が見えてきました。

石川県の千里浜のようです。
『この娘が小学生の時に、あの浜辺に沿って走る道を能登島に向け愛車のエスティマにキャンプ道具乗せて行ったよなー…
『いつの間にか、こんなに大きくなって… 』

その後しばらくは海しか見えませんでしたが、次に見えたのは隠岐島でした。



『隠岐諸島だ! 昔、この島に流された上皇がいたよなー… 誰だったっけ… 』

その西側に続く中ノ島と西ノ島、知夫里島が見えた時に、
『オッ! もしかしてこれは火山のカルデラ?』

周りが海ですから山の姿は見えませんが、島が切れ切れに丸く並んでいますし、その丸い輪の内側に高い出っ張りがあるように見えました。

 “カルデラ” で有名な火山は九州の阿蘇山です。


阿蘇山の周りを外輪山がグルッと取り巻いています。

水は溜まっていないので、カルデラ(「お釜」という意味らしい)の形状がよくわかります。

2019年冬に連れ合いと一緒に行った北海道でもカルデラを見ていました。

洞爺湖で、昭和新山や有珠山の近くです。


洞爺湖はカルデラ(お釜)の中に水が溜まっていいて、中心の火山が頭だけ見えています。

『隠岐諸島も西側はカルデラなのかな?』
『家に着いたら温泉があるかどうか調べてみよう!』

などと考えていると、宍道湖の上空を飛んでいました。

『去年(2014年)、連れ合いとこの娘と3人で出雲大社や足立美術館、それに松江では堀川めぐりしたよなー… 』
『出雲そば、美味しかったなー… 』

その辺りから夕陽で海面がオレンジ色に輝き始めました。

水平線近くに陸地や島が見えます。

私にはこんな感じに見えました。
       *オレンジ色の○は沖ノ島


陸地は大韓民国、島は対馬のようです!

九州に近づいてくると沖ノ島もはっきり見えました。

沖ノ島は福岡県宗像にある宗像大社の沖津宮があり、『神の島』とも呼ばれています。

私には、沖ノ島が海の中の目印に見えたのです。

昔、大陸と日本の間を船で渡る時、無事に航海するためにはなくてはならない目印が沖ノ島だったと確信しました。

そんな妄想をしているうちに飛行機は福岡空港に着陸したのでした。


無事、我が家にも着くことができ娘と父の信州旅行は完了したのでした。

最後に、載せることができなかった写真をいくつかupしてお終いとします。


今までブログを読んでいただきありがとうございました。

<諏訪大社本宮>





<霧ヶ峰ビーナスライン>

<入ったのはこの温泉でした!白骨温泉>


<オブセ牛乳焼きドーナツ>

























2015夏 娘と父の信州旅行 … 第6話

2021-01-18 15:06:00 | 旅行
 ”あっ” という間に旅行旅最終日です。

今日もレンタカーで移動し、午後の飛行機の時間に間に合うように松本市まで戻らなければなりません。

最終日にどこを訪ねるか迷うところです。

小布施や安曇野にも惹かれましたが、娘と相談して奥社の杉並木が有名な戸隠神社を尋ねることにしました。

 “戸隠” の蕎麦を食べたいというのもありましたが、「トガクシ」という言葉の響きが私には何か秘密めいた感じがして、行ってみたいと思いました。

娘は娘で、今回の旅に御朱印帳を持参しており、諏訪大社でも善光寺でも御朱印を頂いていたようです。

これで、戸隠神社の御朱印もコレクションに加えることができるでしょう。


新緑のトンネルが続く山間の道を快調に車で走り抜けると “戸隠” です。



本当に娘ナビは優秀です。

神社に参拝する前に戸隠蕎麦を食べたくなり、娘がスマホで調べてくれた『極楽坊』を目指しました。

細い道で少し迷いましたが、長野らしい趣きある佇まいのお蕎麦屋さんでした。



戸隠辺りでは、蕎麦を “クルッ” と摘んで回した固まりを “ボッチ” と呼ぶそうで、娘は3ボッチ、私は5ボッチ注文です。





2人とも蕎麦好きなのであっという間に平らげました。

蕎麦屋さんを出て戸隠神社へ向かいます。

松本まで戻りレンタカーを返すことを考えると時間が気になります。

奥社まで行こうと思っていましたが中社までが精一杯のようです。





娘はしっかり御朱印を頂き、樹齢700年の御神木をバックに記念写真。

さて、空港に戻りましょうか。


帰路、道の両側にリンゴ園や桃園が連なっていることに気付き、時間もないのにここでも記念写真。





ドタバタ劇のような旅の始まりでしたが、1日目から3日目まで広範囲に渡りしっかり動き回ることができました。

思いがけなく急遽そういうことになった娘と父の信州旅行でしたが、思い出深く、楽しく、充実した旅になりました。


翌年、娘は結婚し素晴らしい伴侶との新しい生活をはじめることになります。

そんなこともあっての、
「私、お父さんと一緒に行く!」
だったんだなと後で気づいた父でした。


旅は無事に家にたどり着いて完結します。

帰りの飛行機の中での事と、載せきれなかった諏訪大社等の写真を次回のブログに載せたいと思います。

どうぞあと少しだけお付き合いください。





2015夏 娘と父の信州旅行 … 第5話

2021-01-17 13:36:00 | 旅行
長野のお宿は県庁近くのビジネスホテルです。

早目に起き、朝食前に善光寺の “朝事“ を見に行きました。

 “朝事“ は娘がガイドブックかネットで調べ、
「面白そうだから行ってみない?」
と、言ってきたのでした。

私は “朝事“ という言葉を初めて耳にしたのでそれが何か分からず、
『せっかく善光寺まで来たんで見に行くか… 』
程度のノリで善光寺に向かいました。

朝早いのに、善光寺の本堂前辺りにはすでに人が集まっていました。



しばらくすると、そこに居た人たちが本堂に続く石畳の参道に一列になり、娘と私もその列の端に並びました。



そして、周りの人がする様に石畳に膝をついて、うつむき加減になり手を合わせます。

『何が始まるのだろう?』

私は薄目を開けて山門の方に目をやると、僧侶の集団がこちらに向かってやって来ます。

その集団の先頭の僧侶は持っていたお数珠を、膝をつき手を合わせて首を垂れている人の頭に当てながら近づいて来ているのが見えます。

私も目を瞑り、手を合わせて僧侶を待ちます。

私は頭にお数珠が当たるのを感じ、頭に残る余韻を不思議な気持ちで感じていました。

しばらくすると、また別の僧侶の集団がやって来ます。

今度は女性の僧侶がお数珠を当てて行かれます。

先程の男性の僧侶よりも優しい感触でした。

その後、今まで並んでいた人の列は解け、本堂に向かっています。

私たちも追うようについて行き、本堂のお縁から中を覗いていると、読経が始まりました。

多くの僧による読経が御堂一杯に響き、重厚でもあり軽快でもあり美しいハーモニーを聴いているようでした。

清らかな聖歌のようです。

お経を聞いてこんな気持ちになったのは初めてでした。

『義父はきっと、この読経の中に義母の声を聴いたんだろうな』

そんな事を考えました。

娘もまた、初めて耳にする読経に感動を覚えていたようです。

連れ合いにも聞かせてあげたいと、強くそう思ったのでした。


朝事が終わり、2つの僧侶の集団を見送ったあとは広い善光寺の敷地を散歩しました。

朝の散歩に来ていた地元のおじさんとお話ししたり、
「ここを見て行きなさい」と、
穴場を教えてもらい記念写真を撮ったりした事もいい思い出です。



善光寺の朝事を体験し、またそこで地元長野の方の親切にも触れ、朝ご飯を食べる前から娘も私も心が洗われた気分になりました。


さて、今日はこのあとホテルに戻って朝食をとり戸隠神社を目指します。